ユメマボロシガゴトク【アニメ ガリレイドンナ #5】

大切なのは発見することなのだ

けれども
見つけてしまった後
向かい合うこともまた難しい

恋に恋するお年頃　星月
彼女が出会った小さな恋
そして
見えていなかった無慈悲な世界が
そこに下す結末
夢見るほどに世界は優しくなく
想いは儚くかき消される
そんな現実を見つけた少女は
如何にしてここから向き合っていくのか？

レジスタンスに身を寄せる少年と少女の運命
1話に無理くり詰め込んだ感がややありましたが

特別な日、優しいプレゼントに
それが呼び込んでしまった運命の悪戯
純粋な想い、裏切り
無音の散り際演出と
話の流れは王道そのもので
はっきりしていたでしょうか

そんな物悲しい展開の中で救いになっていたのは
ほっちーと望遠鏡の少年、テオと
幼馴染の少女カレンとの交流はもちろんでしたが

己が信ずる正義を胸に空気を読まず
いつでも舌戦臨戦体制・葉月のブレない姿もよかったです
所詮は恵まれた人間の理論とバッサリやられても
間違っているものは間違っている
常に正しくあるべきだと、ありたいというまっすぐな姿勢は
ちょっぴり好感がもてたかも

そんな訳である意味決定的場面に遭遇した三姉妹プラスワン

もう１、２話は楽しき旅路をやっても良かった気もしますが
アドニムーンカンパニーとの対決姿勢がこれで強まりました

この手のお話としては最終決戦に向けて
主人公たちの意識を変える
戦う理由のエピソードとして定番の展開
早々にこれを持ってきたことで
お話としては重くなりがちになると思うのですが
それが吉と出るか凶と出るか
次回以降の展開に注目したいですね

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