そして、目覚めるとき―【アニメ リトルバスターズ! Refrain #11】

だから行け、この先へ―

ふたりのための世界の終焉

リトルバスターズを襲った悲劇
修学旅行でのバスの事故
生き残るのはふたり
理樹と鈴
ただふたりだけ―

仲間に支えられていたふたりに
ふたりだけで立つチカラは未だなく
自分たちは先に行かねばならい
だから願った
ふたりが強くなる時間を下さい、と
そして、失ったモノを取り戻す時間を下さい、と

死の淵
彼らの願いは届く
そして、世界は始まり
今、終わりを迎える
ふたりの成長をもって―

最後の時
リトルバスターズ
おくる言葉

ありがとな

お前と過ごせてよかった
ここぞというところでの男前っぷりがずるい真人

リトルバスターズは不滅だ

お前たちと出会わない人生なんて考えられないくらいだ―
一歩引いているようでその実は誰よりも
友との時間を切望していた謙吾

真人、謙吾
それぞれの万感の想いを込めた別れの言葉

そして、最後の一人
ずっと追いかけていた背中
ずっと追いかけていたかった背中

俺の方がずっとずっとお前たちといたかった―

いつだって頼もしくて飄々としていた恭介が見せた心からの声
これが響かずにいられようか、いやいられまい

静かに崩れていく永遠の箱庭
それは卒業に似ている
誰もが知る感情に似ている
離れがたい想い、寂しさ
そして、やりきった充足感
誰もが知るからこそ
共感が生まれる
心に響く
だから切ない―


という訳で泣きました
あかん、分かってても泣けた、分かってるから泣けた

恭介の「とっとと走っていけ―」や
世界の終わりのラストシーン
といったOPへの帰結など
ここまで原作のポイントを抑え
仕込みをあちこちにしてきたからこそ
ぐっとこざるを得ない仕上がり
いい仕事でした

さあ、巣立ちの時を迎えました

居心地のよい場所を
背中を押されて飛び出した
理樹と鈴
ふたりを待ち受ける過酷な運命
仲間がくれた強さを胸に立ち向かう
果たしてふたりは
運命を越えていくことができるのか―
クラマックス続きます！

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