理屈ではなくて【パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫)】
![]() | パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5) (2011/08/25) 野崎 まど 商品詳細を見る |
みんなよりちょっとだけ頭の良い小学4年生 理桜
すでに大学まで終えた天才少女な不登校少女 さなか
学校へ行く価値を見出せない さなか に
理桜は学校と友達の大切さを説くことに
「ともだち」という普遍のテーマを
ポップな王道と技巧的手変化球で描く
リリカルストーリー
小学4年生のさいかのボケ
理桜のキレのあるつっこみの挿入タイミングが絶妙で楽しく
全編通してテンポよく読めた
お話の骨子としてはそのものずばり友情
いい意味で児童書チックな優しさに溢れたもの
飾る言葉こそ難解なものを用いているが
その本質は単純明快
それこそ友達の意味を意識し出す年代の子供たちに
感じてもらいたいことで
老若男女が共感できる内容ではないかと思う
そういった本質的なところに加え
ラストの二転三転する展開により
読み物としての牽引力
論理的に割り切れないあらゆる可能性を秘めたモノを
「ともだち」から「世界」に
広げていく手法が見事で引き付けられた



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理桜のキレのあるつっこみの挿入タイミングが絶妙で楽しく
全編通してテンポよく読めた
お話の骨子としてはそのものずばり友情
いい意味で児童書チックな優しさに溢れたもの
飾る言葉こそ難解なものを用いているが
その本質は単純明快
それこそ友達の意味を意識し出す年代の子供たちに
感じてもらいたいことで
老若男女が共感できる内容ではないかと思う
そういった本質的なところに加え
ラストの二転三転する展開により
読み物としての牽引力
論理的に割り切れないあらゆる可能性を秘めたモノを
「ともだち」から「世界」に
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