おまらは商品だ―【アニメ Wake Up, Girls! #4】

おまえらは黙って
媚売ってればいいんだよ

休まない！愚痴らない！考えない！
そして、いつも社長に感謝する！
アイドルとはブラック宗教団体である
商品はアイドル
替えのきく消耗品
商品に思考はいらない

一度は引いたアイドルの道
好きだから戻ってきた
だけど…

振り払えない過去
再びのスキャンダルの予感
果たして、彼女の運命は…

密着取材にかこつけた
真夢個人へのスキャンダル取材

こういうとき
ひとりにしてあげて
話は大人が聞いておくから
と言う展開は割と頼りになる人が出てきて
進む道を考えさせてくれる助言やら何やらが
あってじんときたり安心感があったりするものですが
ココの事務所だと不安感しかないですね

金権社長の台詞とか
おまえは余計なこと考えず
事務所のために働けばいいんだよ
といってるようにしか聞こえない（笑

そんな訳でおそらくメインキャラ
フューチャリング
島田真夢回
「アイドル、やらせてください」

どんなに辛くてもあきらめられない想いがある
曲げられない意志がある
ってここが一番盛り上がる重要なところな気がしますが
さらっと回想のみ、これも劇場版フォロー部分なのかしら？
真夢がWUGに加入した流れを見てないと
彼女がアイドルにかける想いの強さがわからず
共感がうまれないんですよね
ここを描かずして物語は成立しない気が…

しかし、何を描きたいんだろうね
この作品は

ビジュアル的なクオリティがある訳でもなく
ひたすら胸糞悪い部分を描く意味

明と暗を描くことで
微かだけど力強い光の萌芽を
より印象的にする
というのは手法としてはありなんだろうけど

今回で言えば
真夢の元仲間の友達とのやり取りとかが
多少なりとも救いになっていましたが

それでもここまで
気分が悪くなるキャラクターだらけなのも…
金権主義で反省のないスタッフを始めとした大人たちしかり
やたらめったらフィーチャーされていた
掲示板に書き込みするファンのヲタでさえ
所詮は自己満足みたいな描き方で
気持ち悪さが先にきてますし

さじ加減間違えてるんじゃないだろうか

見てて一番成長しろよ
改心しろよ
と思う相手がアイドルじゃなくて
事務所スタッフやその他諸々の大人たちで
世の中はそれで回っている以上
こいつら絶対変わらないよな～と
思える時点で推して知るべしなんですよね（苦笑

その辺りは今後の展開次第で
巻き返せる可能性もなくはないかもしれなくは
くらいはあるかもなのだろうか…微期待

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