大いに悩め、若人よ【アニメ ウィザード・バリスターズ-弁魔士セシル-#4】

わりきれません

凶悪殺人犯の弁護
社会正義と個人的感情の折り合い
スパッと切れ味よくとはいかない
新人がぶつかる壁にして
答を見つけることが難しい問題
真っ直ぐな正義感だけではままならないお仕事
セシルさん、プロへの道半ば編

そんなセシルと対称的に
今回は細かい描写こそないものの
同期のなっちが地味ながら
巧く裁判をこなし一歩前進
少し自信をつける
といった対照的に見せるエピソードだったり
相変わらずいいネタを仕込んでます

他にもトレンディドラマ的ネタ選定が数多く
OLさんたち的会話
食堂のシーンだったりもそう
味のあるシーンも少なくない
雰囲気いいな～と思うシーンが結構ある作品
それだけにストーリー運びの荒さが目立ち
物語の主題の焦点がぼけてしまっているのがちょっと残念

そんな中で
全編を通しての背骨となるであろう
セシルが絡んだ策謀進行中

彼女が毎回の如く新しい魔力に目覚め
どかんと一発という設定は
アニメとして派手にやれる点ではいい選択でしょうか

魔道書365とセシルの間にある関係は
そこにセシル母の件をきちんと絡めれるのか
煽りとしては悪くはないので
きちんと広げた風呂敷をたたんでくれるといいですね

警察側の黒幕はまあ、定番として
事務所助手もよよんさんの
思わせぶりな感じが気になります
そんなこんなで伏線ばらまきまくってるだけに
たためるかがかなり心配なわけですがｗ


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