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彼の道標【ノラガミ(10) (月刊マガジンコミックス)】

ノラガミ(10) (月刊マガジンコミックス)ノラガミ(10) (月刊マガジンコミックス)
(2014/02/17)
あだち とか

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緋と共に黄泉に取り残された夜ト
果たして彼は無事此岸へ戻ることは出来るのか?
そして、夜トと雪音、ひよりたちとの絆の行方は…
夜ト神さま新たなスタートを切る
10



「なまえをよんで」
古今東西、いろいろな作品で行われる
このエピソード
やっぱりいいね

ノラガミの「なまえをよんで」も
胸が熱くなる名シーンでした
黄泉に取り残された夜トを呼び戻すために
此岸の人間が彼の真名を呼ぶ必要がある
でも、その名を知る人はここにはいない
そんな中でひよりは夜トの真名に自力で辿り着く
夜トの事をしっかりと傍で見ていた彼女だからこそ
辿り着けた答え
辿り着いた過程を思うとぐっと来ずにはいられない^^

「道を示せ、雪音」
夜トの変化
恵比寿との最期のやり取りで得たもの
為りたい者になるために
彼もまた覚悟を決める
永き時間を共にした
かつてはきっと疑いなく
半身のようにおもっていたであろう緋との決別

雪音とひよりへの過去の告解
夜トの初めての雪音への道司としての求め
応える雪音
晴れやかな夜ト、照れくさそうな雪音
ふたりの表情が実にほっこり
そして、そんなふたりを変わらず見守るひより

失ったものも少なく切なさもある
それでも前を向ける爽やかな読後感
今巻も健在でした^^

気になる方々
一方で暗躍する方々も
徐々に表舞台へ

ひとりは
夜トを助ける方法を教えてくれた小さい神様
かなり事情に精通しつつも
夜トたちを気づかう雰囲気もありと気になる方

そして、いちばんの注目は
夜トの父様が
ついにその姿を見せる!
ここでまさかのあの姿

となるとあの出会いとか
あの流れとかも仕組まれてたの?
とかなりやられた感ありの姿でしたが
果たしてこれからどうなっていくのか
次巻もこれは目が離せませんね^^


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