信じる処をさがして―【世界征服～謀略のズヴィズダー～ #10】

絶妙なバランスで保たれていた
楽しき闘争の日々は終わりを告げる
都軍の介入
その包囲網は
確実に本拠を失ったズヴィズダーを
追い詰めていく
追い詰める者、追い詰められる者
それぞれの立場で
悩める少年と少女の選ぶ道は―

本拠を破壊され
逃走劇へ突入
身を挺して活路を開く仲間
感傷的な想いに囚われ
零れ落ちる弱音、迷い
目を逸らしていたことを
突き付けられた

一方的な弾圧に
ホワイトロビン―蓮華も迷いを見せる
彼女の思う正義は
誰の心にもある良心そのものだと信じていたから

わたしの信じる正義を求めて―

アスタたちを庇うように
イーグレットの前に立ち
仮面を脱ぎ捨てるホワイトロビン―駒鳥蓮華
道を見失った彼女は
アスタに「貴方はあきらめないでね」と後を託そうとする―

今回の個人的いちばんの見せ場認定でした＾＾
たちふさがる流れ、台詞
仮面を脱ぎ捨てる振る舞いに
事前の司令官との入隊の日のやり取りの回想と
いい演出でした

そして、少年少女は迷いを抱えたまま
再びの逃走劇へ

知らぬまま対立組織にいたふたりが今
手を取り合って
ふたりだけで逃げ去る
自分の信じるべき処を求めて
王道だｗ

そんな訳でズヴィズダー第10話
キャラ、設定、ストーリーの骨組みも
好きな部類ではありますが
シリアス関係についてはちょいと切り替えが雑だったかな

もうちょっと事前の仕込みが欲しかったでしょうか
特にアスタの心の変遷
ズヴィズダー構成員それぞれの
戦う理由についての掘り下げ
ケイトにこだわる理由
そのカリスマ性の裏打ち辺りは
その辺があれば今回のアスタの涙やら
プラーミャさまの抱擁の説得力が増したかな？

次回予告は
アスタ＆蓮華の青春ど真ん中な
ダブルモノローグ構成
いやあ、こっぱずかしくて
悶絶でした、イイネ(＾ω＾)
これまた次回は
青臭い展開が待っている？


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