既知の終わり、未知の始まり【神のみぞ知るセカイ 26 (少年サンデーコミックス)】
![]() | 神のみぞ知るセカイ 26 (少年サンデーコミックス) (2014/06/18) 若木 民喜 商品詳細を見る |
ギャルゲ理論でリアル女子を落とす
ラブコメシリーズ
切なくも爽やかな後味残す
堂々の完結
第26巻
リアルという未知に溢れた世界をクソゲーと断じ
ギャルゲーという既知
神の世界のチカラで戦った
そして、今
歩きたいと願う道は―
以下ラストのネタバレあり感想
全てはここに収束し
誰も知らない未来が始まる
一本の名作ギャルゲをやり終えたかのような
充実感と終わってしまった寂しさ
この余韻がこの作品が名作だった証左でしょうか^^
神のみぞ知る世界
ついに完結
いろいろ思いはあれど
実に納得なエンディングだったでしょうか
力技も少なくないながら
徹底的にフラグを回収
定番かつ後味爽やかな仕上がりがお見事でした
キャラクターで言えば
過去編クライマックスの桂馬の背中を押すシーンの盛り上がりもあり
女神編での寄り添う理解者の立ち位置のよさでやられたこともあり
個人的には天理派かな~という所なのですが
女神編のラストがあれでしたし
あそこで桂馬の心の変化が見え
過去編との天理とのやり取りの中でも
現実をみんなのように歩き続けたいという流れが
きっちりできていたので
これ以外ないエンディング
幼馴染は負けフラグはお約束ですし
それを含めて「幼馴染」の魅力ですからね^^
最後のモノローグを持っていく当り含め
実に「幼馴染」キャラらしい魅力にあふれたキャラとでした
真・ヒロインとして収まった
ちひろさんとのやり取りも実に味があってよかった
桂馬からきちんと告白
それに対する「らしい」、戸惑いを含んだ返し
これから始まっていく予感を思わせる
最後のやり取りは
未知の「未来」を選んだラストを飾るにふさわしい
余韻あるいいシーンでしたね
そんな訳で大団円というのは
ちょっとだけ恋破れた少女の切なさもありで
胸に熱の残る幕切れ
過去編登場
うららさんやいつでも相手をしてやると
突き放した黒小学生さんとか
言わずもがなな女神持ち面々や
ちひろと桂馬のその後の学園生活etc
その後を見てみてみたいキャラは多く
無粋ではありますが
ギャルゲのFD的にもう一巻くらい
番外編をみたいと思わせられる
そんな読後感も何というか
名作ギャルゲの世界観を
漫画というステージで表現できた証左といえるのかもしれません^^
それが出来たのは
描き切る事が出来た幸運
十分な尺をとってやり切れたことが
この作品にとってはかなりのプラスだったでしょうか
女子攻略連作短編形式の第一部
女神攻略編の第二部
そして、トゥルールートともいえる過去編第三部
特に三部序盤は一部で積み上げた下地と
二部ラストで盛り上げた勢いがなければ
早々に切られてしまうおかしくない話運び
でも、このラストには必要な下地作り期間
これがやれるだけの人気を積み上げれた
二部ラストが
この作品最大の分水嶺ように思います
そんなこんなで
見事、ギャルゲ的世界系トゥルールートまで描ききった本作
時流にのって
ギャルゲという世界観を
巧く漫画という媒体に落とし込んだ名作でした
▼関連記事
ずっと「あなた」を追いかけていた―【神のみぞ知るセカイ 25 (少年サンデーコミックス)】
幼馴染節炸裂!【神のみぞ知るセカイ 24 (少年サンデーコミックス)】
紡ぐはじまり【神のみぞ知るセカイ 23 (少年サンデーコミックス)】
バッドエンドフラグブレイカー【神のみぞ知るセカイ 22 (少年サンデーコミックス)】
フラグ!フラグ!フラグ!【神のみぞ知るセカイ 21(少年サンデーコミックス)】
リトライ・ニューゲーム【神のみぞ知るセカイ 20 (少年サンデーコミックス)】
届かないからこそ【神のみぞ知るセカイ 19 (少年サンデーコミックス)】
切なくも強く、殉教者たちの道【神のみぞ知るセカイ17+18巻 画集付き限定版】
全部のせ【神のみぞ知るセカイ 16 (少年サンデーコミックス)】
神様の孤独【神のみぞ知るセカイ 15 (少年サンデーコミックス)】



にほんブログ村
誰も知らない未来が始まる
一本の名作ギャルゲをやり終えたかのような
充実感と終わってしまった寂しさ
この余韻がこの作品が名作だった証左でしょうか^^
神のみぞ知る世界
ついに完結
いろいろ思いはあれど
実に納得なエンディングだったでしょうか
力技も少なくないながら
徹底的にフラグを回収
定番かつ後味爽やかな仕上がりがお見事でした
キャラクターで言えば
過去編クライマックスの桂馬の背中を押すシーンの盛り上がりもあり
女神編での寄り添う理解者の立ち位置のよさでやられたこともあり
個人的には天理派かな~という所なのですが
女神編のラストがあれでしたし
あそこで桂馬の心の変化が見え
過去編との天理とのやり取りの中でも
現実をみんなのように歩き続けたいという流れが
きっちりできていたので
これ以外ないエンディング
幼馴染は負けフラグはお約束ですし
それを含めて「幼馴染」の魅力ですからね^^
最後のモノローグを持っていく当り含め
実に「幼馴染」キャラらしい魅力にあふれたキャラとでした
真・ヒロインとして収まった
ちひろさんとのやり取りも実に味があってよかった
桂馬からきちんと告白
それに対する「らしい」、戸惑いを含んだ返し
これから始まっていく予感を思わせる
最後のやり取りは
未知の「未来」を選んだラストを飾るにふさわしい
余韻あるいいシーンでしたね
そんな訳で大団円というのは
ちょっとだけ恋破れた少女の切なさもありで
胸に熱の残る幕切れ
過去編登場
うららさんやいつでも相手をしてやると
突き放した黒小学生さんとか
言わずもがなな女神持ち面々や
ちひろと桂馬のその後の学園生活etc
その後を見てみてみたいキャラは多く
無粋ではありますが
ギャルゲのFD的にもう一巻くらい
番外編をみたいと思わせられる
そんな読後感も何というか
名作ギャルゲの世界観を
漫画というステージで表現できた証左といえるのかもしれません^^
それが出来たのは
描き切る事が出来た幸運
十分な尺をとってやり切れたことが
この作品にとってはかなりのプラスだったでしょうか
女子攻略連作短編形式の第一部
女神攻略編の第二部
そして、トゥルールートともいえる過去編第三部
特に三部序盤は一部で積み上げた下地と
二部ラストで盛り上げた勢いがなければ
早々に切られてしまうおかしくない話運び
でも、このラストには必要な下地作り期間
これがやれるだけの人気を積み上げれた
二部ラストが
この作品最大の分水嶺ように思います
そんなこんなで
見事、ギャルゲ的世界系トゥルールートまで描ききった本作
時流にのって
ギャルゲという世界観を
巧く漫画という媒体に落とし込んだ名作でした
▼関連記事
ずっと「あなた」を追いかけていた―【神のみぞ知るセカイ 25 (少年サンデーコミックス)】
幼馴染節炸裂!【神のみぞ知るセカイ 24 (少年サンデーコミックス)】
紡ぐはじまり【神のみぞ知るセカイ 23 (少年サンデーコミックス)】
バッドエンドフラグブレイカー【神のみぞ知るセカイ 22 (少年サンデーコミックス)】
フラグ!フラグ!フラグ!【神のみぞ知るセカイ 21(少年サンデーコミックス)】
リトライ・ニューゲーム【神のみぞ知るセカイ 20 (少年サンデーコミックス)】
届かないからこそ【神のみぞ知るセカイ 19 (少年サンデーコミックス)】
切なくも強く、殉教者たちの道【神のみぞ知るセカイ17+18巻 画集付き限定版】
全部のせ【神のみぞ知るセカイ 16 (少年サンデーコミックス)】
神様の孤独【神のみぞ知るセカイ 15 (少年サンデーコミックス)】



にほんブログ村