〝半ひきこもりさん〟なわたしの二次元への日々の沈みっぷりを気まぐれに

愛しき箱庭にて【思春期シンドローム(2) (アフタヌーンKC)】

思春期シンドローム(2) (アフタヌーンKC)思春期シンドローム(2) (アフタヌーンKC)
(2014/06/23)
赤星 トモ

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なんとはなしに共感できる
ごく普通の女子高生たちの日常
なんてことはないから輝いていて
終わりがある事を知っているから
切なくなる
ショート群像劇 第



今はまだ
もう少し
このままみんなと
はしゃいでいたいな
なんて―


箸が転がるだけでも笑えるお年頃
霊が見えると嘘をついた黒歴史を引きずる少女や
実行委員に推薦されそうになって不安になる子
些細な事で一喜一憂する彼女たちの姿に
かつての自分を重ねて共感しくすりできる
ライトなショートストーリー

現役学生さんならあるあるで共感を、は当然として
いつか学生だった身なら
その箱庭世界の有限性、儚さを知るが故
時折どうしようもない愛しさがこみ上げる
そんなエピソード群

現役である女子高生たちの視点に加えて
かつて学生だった男性教師の
そこを過ぎ去った者として
これから待ち受ける者を知るが故の視点
それを要所でうるさくない程度に入れている当りが
よりエピソードの感傷力を高めている辺りの巧さ
ネタのチョイスとオチのつけ方の秀逸さは
一巻から変わらず健在

小説家になるという夢を持ち
漠然となれると信じていた少女が初めてぶつかる壁
そのとき感じるどうしようない絶望感

ずっと変わらないと思っていた友情が
少しずつ変わり
疎遠になっている事に気づいた時のやるせなさ

そんな哀しさを感じさせつつも
決してそれだけじゃない

友人と過ごすなんでない時間
馬鹿騒ぎ

輝ける時間であったことも
思い出させてくれる

まさしく思春期が抱える熱病への
切なさと愛おしさ
そんなものにちょっと浸れる
センチメンタルになれる良作です


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[ 2014/06/28 05:54 ] コミック 少年・青年 | TB(0) | CM(0)
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