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その線の先にある【妄想少年観測少女 2 (電撃コミックス)】

妄想少年観測少女 2 (電撃コミックス)妄想少年観測少女 2 (電撃コミックス)
(2011/11/26)
大月 悠祐子

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恋愛は狂おしい
フェチズム、執着をテーマとした珠玉の恋愛オムニバス
淫靡さを感じさせる絵、演出で描かれる
歪んだ執着をきっかけとした恋愛の物語
男女一組として男視点、女視点の前編、後編と二つの視点で語られる
嫌悪感さえ抱かれてしまうであろう執着の先にある
混じりけのない純粋な想い
そのある種の美しさに心奪われる
第2巻
モラルとか常識とかを飛び越えてた先
自身が惹かれるものに嘘をつかず
まっすぐに突き詰める

それを執着というのなら
執着の先で見つけたものは
本物といって言ってしまっていいのだと思う

だから
この作品で描かれるのは本物の愛
だからこそ
常識からすれば狂っているのに
こんなにも愛おしい

一巻に比べると
前向きというか明るさを感じた

眼鏡フェチさんの物語は
あっけらかんとした男の子が
片割れだったこともあり
割に真っ当な青春モノラブコメだったし

お姫様の衣装にこだわる女の子の物語も
ラストはある種、トラウマから開放されたはじめたことを
匂わせるものだったためだと思う

そういう観点から見ると
木村のの、藤堂うずらの物語は
ある意味閉じた終わりであり
箱庭に生き続けることを選んだように感じられ
美しさ以上に儚さをそこに見つけ
他の2編に比べ
対照的なものに感じてしまったのだと思う

ある意味このふたりの物語こそ
このシリーズらしさが一番出ているのかもしれません

個人的な趣向で言えば
お互いに一歩前へ踏み出した感のある
お姫様衣装の話のラストが一番好きですが

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