〝半ひきこもりさん〟なわたしの二次元への日々の沈みっぷりを気まぐれに

だから、きみにおくるうた【四月は君の嘘(11) (月刊マガジンコミックス)】


四月は君の嘘
11巻(最終巻)

少年の音は少女と出会い
色を得た
少女もまた少年と出会い―

青春音楽ラブストーリー
堂々の完結

だから、少年はこれからも
弾き続ける―




僕らは誰かと出会った瞬間から
一人ではいられないんだ―


綺麗な物語でした
そして、せつなくて愛おしい
「音楽」
「生」への賛歌

母の死をきっかけに
弾けなくなった
神童ともてはやされた
元天才少年ピアニスト
有馬公生
再生の物語

しかし
それは少年のためだけの「再生」の物語ではなくて―
彼によって
その「生」が鮮やかに彩られた誰かがいた―

想い全てを込めて弾く
演奏シーンが肝となる作品ですが
そのシーンの視覚的力強さが素晴らしい
音を感じられる空気感が抜群

平時の透明感ある
思春期の少年少女の儚くも愛おしい心理描写の
美しさもあいまって
実に雰囲気の良い作品でした

その雰囲気があるからこそ
タイトルへと収束する
最後のエピローグがしっとりと染み入る

君のいない景色
彼女のいた風景
そして
今も隣にいてくれる人
紡がれる言葉
その取捨選択が巧い

そんな演出の妙が支える
王道なストーリーに
素直に心動かされる
一本芯の通った良作でした

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[ 2015/05/18 14:58 ] コミック 少年・青年 | TB(0) | CM(0)
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