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看板に偽りなしの冒険ファンタジー【夢幻伝説タカマガハラ (講談社コミックスなかよし )】

夢幻伝説タカマガハラ (1) (講談社コミックスなかよし (873巻))夢幻伝説タカマガハラ (1) (講談社コミックスなかよし (873巻))
(1997/10)
立川 恵

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4人姉弟の長女、しっかり者の小学5年生・若狭結姫
ある日、空から落ちてきた勾玉を手にした彼女は
夢の世界・高天原を救う伝説の少女だと告げられて…
現実と夢を行き来しながら
世界の危機に立ち向かう少女と少年たちの
冒険ファンタジー


個人的に立川恵フェア絶賛開催中
第2弾として全5巻読破です
なかよし97年2月~99年6月連載作品
中盤までは雑誌連載をリアルタイムで
後半は単行本で読んだ作品

手元になかったので
古本にて全巻大人買い

日本神話と八犬伝がベースの
王道ファンタジー感動系で
泣かされそうでしたww
これまたひさしぶりに読みましたが
冒険ファンタジーとしても優秀ですし
立川恵氏らしいピュアで切ない恋愛も押さえつつの
テーマ性もありでよい作品です
何度も涙腺をやられかけましたですよw

人間の横暴によって
壊されていく環境、追い詰められる生き物たち
滅びに向かう世界を救うため
夢と現実を行き来しながら
仲間を増やしながら旅を続ける

仲間は現実世界でのクラスメイト
それぞれ特技があって
全員の力で困難を乗り越えていく
一方で高天原を巡る救世伝説には
裏があり、終盤ではその真相が明らかになるなど
冒険ファンタジーの王道をきっちり押さえているのが素晴らしいです

一方でそのテーマ性
90年代後半声高に言われるようになった
環境破壊、共生の問題
主人公・結姫は旅の中で
人間によって追い詰められる生き物たちの気持ちに触れ
悲しみ、自分たちがなすべきことを考える

まずは知ること、
そして、考えること
それがはじまり


そんなメッセージを端々に感じられる作品
露骨に説教くさくではなく
結姫を通して
人間がしていることって
寂しくて悲しいことなんだよ、と訴えかける構成は
するっと胸に入り込む説得力があります

そして
一番の魅力はやはりキャラクターでしょう
主人公格の結姫・隆臣のピュアな恋
ラストの互いの献身、ハッピーエンドの流れは言わずもがな
そこに至るまでのすれ違い
結姫の振る舞いがじらしくて、もう(笑
他にも
脇を固める
眼鏡インテリ・颯太と
現実世界では男、夢の世界では女の那智との
微妙な関係とか
ガキ大将な泰造の一目惚れとか
現実世界で会いましょう的流れとか
魅力的なカップリングの多いこと、多いこと

タカマガハラに関しては
同人で公式後日譚なるものがあるそうで
未読な自分としてはいつか読んでみたいですが
立川恵氏HP通販は現在メンテ中
お早い復帰をお待ちしております(泣


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