つよがってなけりゃ、折れちゃうから【クラスメート、上村ユウカはこう言った。(1) (ガンガンコミックスONLINE)】

世界は個々人の認識の上に成り立ち
人は自分の認識、常識を疑うことは出来ない

SF、世界系の王道ど真ん中ネタ
1巻はプロローグといった趣

修士の常識が否定され
表裏としてひっくり返って
上村ユウカの孤独が描かれる
この辺りの導入が
思いの他丁寧で好感

強がっていたユウカが
修士とのふれあいで
その本音、涙をみせるシーンがお見事でした

2巻以降の
SFネタ、仕掛けがどれほどのモノかが
この作品の評価の分水嶺でしょうが
プロローグとしては合格

驚かされるオリジナルティある仕掛けが一番ですが
そうでない使い古されたネタであっても
丁寧に描写してくれることを期待


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