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読んだ本(2015.10)

2015年10月読了本まとめ

バトル少年漫画をラノベで行くといったノリの
落第騎士シリーズが思いの外
上々で楽しめました秋の夜長な10月度を
覚書代わりにペタリ




2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3423ページ
ナイス数:69ナイス

ホーンテッド・キャンパス  この子のななつのお祝いに (角川ホラー文庫)ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに (角川ホラー文庫)感想
陸の孤島、因習残る村、兄弟姉妹の確執、ミスリード。オカルトモノの定番として綺麗にまとまっている点はいつものクオリティといったところですが、長編の分、前ふりが長い。このモチーフであれば必要な描写ではあるもののシリーズ作品の一幕としてはレギュラーキャラの尺を圧迫している感、少々物足りなさもあり。先輩、藍の卒業旅行という節目でしたし、オカ研の物語の部分でも長編にふさわしい柱が欲しかったところ。
読了日:10月25日 著者:櫛木理宇
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! (GA文庫)超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! (GA文庫)感想
典型的な無茶苦茶な異世界召喚俺TUEEEを群像劇で。ファンタジー世界でファンタジー能力なしなのに現代技術と体術で圧倒しちゃうとか痛々しいまでのツッコミどころ満載な設定ですが、それを勢いだけで押し切る分かりやすい勧善懲悪ストーリーテイリングは著者別作でも感じましたがこの作者さんの強みですね。
読了日:10月25日 著者:海空りく
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)8 (GA文庫)落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)8 (GA文庫)感想
少年漫画的熱量最高潮の第8巻。笑えるほどのパワーインフレで圧倒しての爽快感あるバトルやら卑劣を正面からねじ伏せる勧善懲悪。悪意を打ちのめすも巡る人の情けにて「人」は救い上げるカタルシス。相も変わらず基本に忠実で外さないストーリー展開は熱く、勢いで読ませる力がある作品。今巻ラストの引きも続きを見たいと思わせるも区切りはきっちりついている形で読後感も良好。奥深さはないかもしれませんが熱量はある。そんなある意味少年漫画のお手本を行くような本作の美点が光る巻でした
読了日:10月24日 著者:海空りく
落第騎士の英雄譚 零 (GA文庫)落第騎士の英雄譚 零 (GA文庫)感想
少年漫画テイスト中二異能バトル短編集。少年漫画的幕間回ともいえる内容ではっ茶け気味コメディ主体の日常挿話。箸休め的なコメディ短編も基本を押えた手堅いまとまりで悪くなかったが、コメディより熱さ重視、本編テイストに一番近しい前日譚が個人的には一番楽しめた。
読了日:10月22日 著者:海空りく
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)7 (GA文庫)落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)7 (GA文庫)感想
父との関係一歩前へでしんみり浸り、ドタバタラブコメ分でほっこりと場外部分もお約束を踏襲しつつ,意志なき最強を意志のせた刃で切り伏せるバトルで締めと今巻も正しく少年漫画。今巻の敵役サラさんとの交流、主人公との交流、散り際のモノローグまでの流れは個人的に好みという事もあって楽しめました。思いの外いいキャラになりましたね
読了日:10月18日 著者:海空りく
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)6 (GA文庫)落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)6 (GA文庫)感想
学生異能バトル全国大会は波乱続きだよ、第6巻。少年漫画的気持ちいいを優先するあまりにいろいろ風呂敷広げ過ぎたり、話に齟齬、粗が見えるのがこの作品の欠点ですが、今回はそれがちょっと強めで少々気になりましたが、圧倒的力をつけてのヒロインの意趣返し、かつての敵の熱い噛ませ戦、そして、次巻への圧倒的引きとそれを補うだけの熱さはあり。読後感は今回も満足でした
読了日:10月18日 著者:海空りく
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)5 (GA文庫)落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)5 (GA文庫)感想
学生異能バトル全国大会、1回戦は前回覇者な第5巻。少年漫画のテンプレ王道を行く試合へ至るまでの流れ、試合展開の爽快感は実にこの作品らしい。特に主人公、覚醒で圧倒するも前回覇者も最後までライバル役として花を持たせて終わるこの匙加減は絶妙。作品数として飽和している、ひとりの俺つぇーのみで成り立ち食傷気味になりがちなこのジャンルにおいては中々に稀有なバランス感覚ではなかろうか。
読了日:10月18日 著者:海空りく
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)4 (GA文庫)落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)4 (GA文庫)感想
昨日の敵は今日の友、倒すべき巨敵の設定、学生vs裏社会のプロでトーナメント戦の図式をつくる全国編前振り巻。ストーリー展開としては脇役の戦闘でページ割きがちな展開ながら主役級以外はバッサリ切る事でテンポ感をしっかり維持,主役兄妹の中二カッケーが熱く描かれる。その辺りの勢いで押す少年漫画的魅力は相変わらずこの作品の強み。少年漫画的で悪く言えば安っぽいテンプレストーリーの本作は畳みかける勢いが失われ、話の焦点がぼやければ致命傷に為りかねないだけに今後もこのテンポ感を失わずにいってもらいたいところ。
読了日:10月17日 著者:海空りく
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)3 (GA文庫)落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)3 (GA文庫)感想
そして、強者待つ全国へ。中二異能バトルスポ根系。学内選抜編完結。いろいろ荒いところも含め、テンポよく勢いで押していく作風は王道少年漫画のそれ。ヒロイン一択でお話の展開に筋が通しやすくなっていることもあり、読み心地は良い。それを支えるのはコンセプトがしっかり決まっていること、それがぶれてないこと。そのあたりがこの作品の強みでしょうか
読了日:10月14日 著者:海空りく
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)2 (GA文庫)落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)2 (GA文庫)感想
僕の考えた最強の厨二異能バトル第2巻。1巻より構成含め読みやすくなっているモノの設定、ストーリー何から何まで基本は小学生とかが漫画に触発されて夢想しちゃいました的ルビ全開のこっ恥ずかしいまでのテンプレ厨二モノで冷静になったら負けです。逆に言えばそんな夢想がそのままに作品になっているので浸れれば楽しめるそんな作品。後はヒロイン一択も趣向があえば初々しさと一途さが楽しめる。ある意味、どこもかしこも一本筋の通った作品とえいるかも。
読了日:10月12日 著者:海空りく
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) (GA文庫)落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) (GA文庫)感想
痛々しいまでに中二全開の異能バトルモノ。作品としては粗削りもいいところだが、突き詰めればそれもまたひとつの魅力とばかりに主人公の能力、世界観、ツンデレヒロインをはじめとしたキャラの動かし方等、テンプレぶりが恥ずかしげもなく徹底されており清々しい程。またこの手の作品だと続巻を意識するあまり、ぐだぐだハーレムになりがちだが、今巻は締めがヒロイン一択になっていることもあり、読後感が思いのほか心地よかった。
読了日:10月11日 著者:海空りく

読書メーター



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