幻影彩る虚像の【アニメ 無彩限のファントム・ワールド#12】

心の柔らかいところに沁み広がる―

欲しかった温かいモノ
幻影が魅せたそれが
失われた時
残るのは前進む光の兆しか…
踏み躙られ広がったキズか…

かつての自分を捨てた相手
簡単に望んだ距離に戻れる訳はないはずなのに

気づけば
そこにあったのは
理想的なお茶目なお母さんとの生活
でも
それは
それこそ幻影の賜物で…

それは
ホントウは存在しえないモノなのか―

奪われた晴彦の能力
その能力から生まれたゆえなのか
時を同じくして倒れるルル

甘い幻影は脆くも崩れ去り
その手にあった日常さえも脅かされる


果たして
チームEの行く末は―
晴彦と母親の時間
その手にあった
みんなとの日常を
彼らは取り戻す事はできるのか―

次回、括目せよ！

…ってなんかいきなり盛り上がったよ
ファントム・ワールド( ﾟДﾟ)

正直ここまでのシリーズ構成の悪さと
ストーリー構成がイマイチの回が多すぎて
唐突感が否めないんですが
やっぱり
一番の問題はシリーズ構成のまずさか
１クール作品という事が全く考慮されれない作りなんだよなぁ

少なくとも２クール
欲を言えば４クールとかの作品における
中盤のバラエティ色の強い単話エピソード回として
見れば素直に楽しめる回ばかり

今回に関しても
晴彦とチームEガールズとの交流エピソードが
それぞれもっと多くて
その距離感が近付いていく描写がしっかりしていれば
お母さんのお嫁さんはだ～れだ？からのアピール合戦の
ラブコメ的破壊力が抜群に跳ね上がったでしょうし…



冒頭のすっかりチームとしての絆が
深まった感が見える連携プレイやら
ガールズのかしましいやり取りが楽しかっただけに
ここまでの過程のすっ飛ばし振りに
どうしてももったいなさをかんじてしまうなぁ

他にも
男３人組やビーチエンジェルズなどの脇役陣が
もっと晴彦たちと交流エピソードがあれば
ここまでのチラ出だけでも
キャラとしてはどちらも魅力の一端を垣間見れるものでしたし
モブに定評のある京アニさんだからこそ
もっと長い尺で脇道にそれながらやってもらえてたら
…とどうにも「たら」「れば」がこぼれる（苦笑

何にせよ
最終回に向けて
能力強奪ファントムという
分かりやすいラスボスさんも設定され

いい感じに盛り上がった回だっただけに
次回ラストをしっかり締めてもらいたいモノです



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