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たとえ朧な明日であろうとも【アニメ 甲鉄城のカバネリ #7】


甲鉄城のカバネリ
7
天に願う

意志と願い

闇晴れる
明日見えぬ毎日
されど
人として生きていく以上―


生きている以上は望みたい
手に入れたい

甲鉄城の7-5
ただ生きている『だけ』ではいたくない

人住まう駅へと辿り付き
買い出し、補給へと繰り出す面々
ひと時の穏やかな時間が流れる

生きる活力
それぞれの個性が見える時間
甲鉄城の7-4
甲鉄城の7-2
甲鉄城の7-6
クルスさん
ツンデレ可愛いも見れたり(笑
甲鉄城の7-8

そんな平穏の中
イコマは
ムメイの想いを知り
ひとつの願いを抱く

いつも思うよ
朝、目を覚ました時
私は同じ私かな―って
もう、この心は消えてなくなっちゃうかも、って


ムメイもまた
カバネに飲まれる事を
日々恐れながら朝を望んでいた
甲鉄城の7-3

そこにいたのは
ひとりの
年端もいかない少女
甲鉄城の7

だから
いつか届かなかった手
失くした面影を知らず重ね
甲鉄城の7-9
今度こそとイコマは
それを願ったのでしょうか

ムメイを人に戻し
彼女が人として生きていける
世界を取り戻す


それは妄言に過ぎないのかもしれない宣言
だけど
願わなければ
歩む意志を持たなければ
何も変わりはしなから

だから
人として「生きる」ために
彼らは願いを抱く

しかし
それは
遠くない未来踏み躙られるかもしれない
隣り合う闇もまた思わせる
どこまでも儚い光景であり
だからこそ美しく
その強い意志が貫かれる事を
願わずにはいられない光景でもある

そして
さきがけとして
現れる暗雲は

ムメイが心寄せる
兄様
甲鉄城の7-7
カバネ退治の急先鋒
カリカタ率いる英雄
ムメイへと優しくねぎらいの言葉をかけ
その姿は人々に希望を与える

しかし
一方で
ムメイに亡き母の想い残す"ホズミ"という名を捨てさせ
弱ければ死ぬだけ
という価値観を植えつけた存在であろう疑いも見え隠れする

果たして
その真偽の程は
イコマは伸ばしたその手で
ムメイの手を掴み
離さずにいる事が出来るのか


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  • 2016/05/28 (Sat) 12:44
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