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廻る業の中で【アニメ 甲鉄城のカバネリ #11】


甲鉄城のカバネリ
11
燃える命

人を殺すのは人
そこに巣食う闇

虚栄
虚飾
恐怖
諦念

それは廻りまわる

それは永劫か
それは逃れられぬ運命か
それとも…

それは子供の駄々なのだろう
慟哭なのだろう
ままならないセカイへの
手に入らない憧憬への
失ったキラメキへの

突き放された子供
美馬はついに
その復讐の刃を父へと届かせ

残ったのは虚無
あとはひたすら
何もかもを壊すのみ

イコマ
奪われて
失くして
立ち上がって
それでも届かなくて
もう何も願うモノは手に入らないと
心尽き果てた
されど
まだ一筋の光明は残っていた

己刺したムメイの刃に見た
彼女の手ゴコロ
まだ残る心を

だから
この手を届かせる
ムメイに

それはあの日
届かなかった
昨日
届かなかった
妹へ、タクミへと伸ばした手
そのもので

だから
この手、伸ばすのは否定
自らの生は
ただ奪われるためだけのモノではなかったと

そして
示すため

手を伸ばせば
手に入れることはできるのだと
自らが誇れる自分を

この生に意味を
尊厳を
だから
今、全てを燃やす
後に残すモノを
後悔にしないために

今度こそ
俺は俺の誇れる俺になる
甲鉄城の11

再臨のツンデレw
甲鉄城の11-2
の見込み違いだったな

それは俺が決める―


行方不明のクルスさん帰ってきたー(;´Д`)

ふぬけたイコマにいら立つも
他人にけなされるとけれちゃうとか
クルスさんったら
相変わらず素敵なツンデレなんだからw

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