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魔法少女たちの夢と希望と現実と

魔法少女まどか☆マギカ 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]魔法少女まどか☆マギカ 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
(2011/04/27)
悠木 碧、斎藤千和 他

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巷で話題沸騰。まどか☆マギカ、11話と最終12話を視聴。

感想を一言で言わせていただければすばらしかった、の一言に尽きますです。
がっちりとした心理描写に要所での映えるアクション。
そして、散りばめられた伏線に。
それらを回収するラスト。
作品としての完成度が高く
欝展開耐性ありの年齢層にはぜひに一気視聴をお勧めしたい名作。
絵柄の可愛さから日曜朝の魔法少女のノリを期待すると痛い目を見るのが難ですが(笑

以下ネタバレに触れる部分ありです。
巷では欝展開、バットエンドで変に名の知れた脚本家さんだったので
まずは賛否はあるでしょうが
温かな気持ちが残るある種のハッピーエンドだったことが何より。

通常放送中の3話以降は魔法少女モノの皮を被った
欝アニメの印象が先行していましたが

夢と希望と現実との中で
魔法少女が悩み、苦しみ、立ち止まり、答えを見つける物語。

と考えてみると

モチーフに裏表があるとしたら裏側にスポットを大きく当てただけで
確かにこれは上記した魔法少女モノフォーマットで
この辺は脚本家さんの力が見事だなあと感服です。

加えて映像、演出面のレベルが高かったのも印象的。
映像面では序盤のマミさんの魔女との戦いを始めとした映えるアクションシーン。
演出面では10話での種明かし。
ほむら視点のOP歌詞。
そして、最終話で明らかになったOPで登場キャラたちの身に着けるリボンの意味。
端々にまで力が入ってると感じられたのは好感。

とにもかくにも終わったときに
自分の中に素直によかったという感情だけが残った久々のヒット作でした。



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