FC2ブログ

相容れぬモノ故に【XIII番の魔符詠姫 (一迅社文庫)】

XIII番の魔符詠姫 (一迅社文庫)XIII番の魔符詠姫 (一迅社文庫)
(2012/02/18)
手島 史詞

商品詳細を見る


滅びる世界から平行世界へと転移してきた
キリクと妹のシエラは世界転移の代償として
人の生き血を摂らなければ生きられない体となる

何も知らぬ妹のために
夜毎、人々から血を奪う兄・キリク
そんな彼の目の前に現れたのは
血を求め、人を襲う存在を狩る魔術師
魔符詠姫にしてキリクのクラスメイト・紅葉

狩るものと狩られる者
そんな立場だったはずが
紅葉はキリクの正体に気づかず
キリクを吸血鬼狩りの助手に任命してしまう

決して相容れることのない存在である
ふたりの物語が今始まった
序盤はその天然さから
キリクの正体に気づかない紅葉との
ボケとつっこみ的なやりとりが楽しい
そして、後半に移るにつれ
正体を隠していることの
キリクの葛藤が語られだす
よいバランス構成

お話の骨子としては王道で
それを手堅く纏めたといった印象

敵同士として出会いつつも惹かれあうふたり
正体がばれての葛藤
そして、乗り越える青臭い精神論

設定からして好みど真ん中で負けました
こういう設定には弱いですね

パッと思い出したのが
PCゲーム 幻燐の姫将軍Ⅱのティファーナ
あれは準ヒロイン格でイベント分量としては
それほど多くなかったはずなのに
未だに印象に残ってます
というくらい個人的にツボな設定

閑話休題

そんな設定ではありますが
重苦しい悲恋が横たわっている話ではなく
きちんとライトなラブコメ分を含んでいるので
悲劇が苦手というかともご安心を

淡々としたクールタイプな容姿とは裏腹に
天然なヒロイン・紅葉
と常識タイプの主人公・キリクの
初々しいラブコメがよかったです

物静かで押しが弱そうでいて
実は結構独占欲のあるヒロイン
ごちそうさまですといったところ(>w
この巻でお話としてある程度閉じていますが
このヒロイン、主人公のラブコメは
続きでもう少し読んでみたい魅力あり

続きが出るかは売り上げ次第と
あとがきで語られていましたし
Myブログにてプッシュです(笑



人気ブログランキングへ

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村

0 Comments

1 Trackbacks

この記事へのトラックバック
  •  ⅩⅢ番の魔符詠姫
  • あらすじ 世界が終わる刹那、謎の現象で並行世界へと転移していたキリクとその妹シエラは、 常人にはあり得ない霧を操る異能の力を手にすると同時に、 他人から血を吸わねば生き
  • 2012.03.16 (Fri) 12:29 | 黙々読書