読んだ本(2016)
2016年読了本まとめ
覚書代わりにペタリ
昨年正月直後くらいまでは
いつも通りペースだったけど
新担当のお仕事が入ってからは
全然読めんかったなぁ
ここ数年、週1冊ペース崩れてなかったのに
まさかの月単位でのノー読書に
振り返れば月1冊ペースにorz
今年は去年の積本含め
もとのペースに戻していきたいなぁ
覚書代わりにペタリ
昨年正月直後くらいまでは
いつも通りペースだったけど
新担当のお仕事が入ってからは
全然読めんかったなぁ
ここ数年、週1冊ペース崩れてなかったのに
まさかの月単位でのノー読書に
振り返れば月1冊ペースにorz
今年は去年の積本含め
もとのペースに戻していきたいなぁ
読んだ冊数自体が少ないのであれですが
そんな中でも「小説の神様」は久々に
ストレートに読んでよかったと思える
がっしり胸を掴まれる素敵な物語でした^^
2016年の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3613ページ
ナイス数:235ナイス
絶対にラブコメしてはいけない学園生活24時 (講談社ラノベ文庫)の感想
メタネタギャルゲミドルプライス風。ギャルゲプレイ経験があれば王道であっさり、これといって意外性のない伏線回収へのアップダウンの少ない進行にギャルゲ「あるある」コントを楽しみながら、ぷちラブコメも味わえて、重い読書の合間の箸休めによい作品にぴったりといったところでした
読了日:12月19日 著者:長岡マキ子
みやこさわぎ (お蔦さんの神楽坂日記)の感想
元芸者のちゃきちゃきな祖母と台所預かり今時草食男子の下町人情話。シリーズ3冊目の短編集。ミステリ、日常の謎的要素は薄く、世知辛い世の中だからこそ昔ながらの人情っていいよね、な定番の男女、夫婦の機微、青春の悩みだったりの市井の日常のひと騒動、人情話短編。食卓イコール家族の絆、人の繋がりと作品を貫く雰囲気作りの記号もありぶれていないので軽く読みやすい作品。
読了日:12月3日 著者:西條奈加
冴えない彼女の育てかた 11 (ファンタジア文庫)の感想
冴えない俺たちの変わりかた。そこはいつもの延長線上にあって、だからこそこんなにもドキドキする。フラット加藤の異名も今は昔。普通だからこそ、こんなにも彼女のひとつひとつの反応が色鮮やかに映る。メインヒロインルートついに開幕な悶絶第11巻。この作品「らしさ」にある意味あふれた「転」のない変化にやられました。ラスボス紅坂嬢とのクリエーター論も何気に胸アツ…と来ながら「物語」としては「転」はやっぱり避けられないのか、本巻でネタになっていた丸戸節全開なあれやこれやを思い起こさせるあの引きに待ち受ける展開に戦々恐々。
読了日:11月27日 著者:丸戸史明
小説の神様 (講談社タイガ)の感想
溢れたのは物語を愛せる人たちへの憧憬。『書けない』高校生小説家のボーイミーツガール。キャラクター造形はラノベ文芸的で軽めだが、創作という行為の中で直面する微かな光明が何度も折られるその絶望の描写は丁寧で刺さる。故にその中での葛藤の果て、尚捨てられない物語への渇望、進む主人公たちの在り様の尊さが綺麗で実に心つかまれる物語だった。
読了日:10月23日 著者:相沢沙呼
冴えない彼女の育てかた (10) (ファンタジア文庫)の感想
折れた翼の繕いかた。頼れる毒舌作家・詩羽先輩試練の時。いつも頼もしく助けてくれた先輩をふいうちでガツンと落とす事で精神的に抉る描写の威力大。その分、お約束の逆襲劇のカタルシスが大きい。そして、手を差し伸べる側が入れ替わる事で見えるそれぞれの変化成長。美智留,英梨々、それぞれが前に進めてるのが見えたのもよかった
読了日:7月24日 著者:丸戸史明
図解 頭のいい説明「すぐできる」コツ: 今日、結果が出る! (単行本)の感想
簡潔で分かりやすい説明のコツ。ごくごく一般的に知られていることだが、「いつでも」「一通り」実践できるようになるのは中々難しい報連相するためのベースとなる話し方スキル。2~4Pで1トピック構成で簡潔な言い回しさらっと読めるので社会人1年目の方が入社前や入社して半年など立った当たりで自分の話し方含め振り返りに読むとより納得が得られるか。
読了日:5月13日 著者:鶴野充茂
女子寮の寮長になった俺は、ご当地女子と青春できるだろうか2 (ダッシュエックス文庫)の感想
女子寮の寮長になった男子高校生の方言女子との山も谷もない日常劇を楽しむストレスフリーな秘密のケンミンLoveCome第2巻。相変わらずのギャルゲー共通ルート日常イベントのノリで進む本編はチープで中身がないため真っ当なストーリー重視のラブコメを求めると辛いか。一方でヒロイン瑞樹のキャラクターは可愛いらしく描けており、そんな彼女たちとのやり取り、甘く温い作品の空気感はぶれていないので毒も刺激もないラブコメ空間で癒されたい時には悪くない出来なのは前巻同様で楽しめた。
読了日:3月29日 著者:城崎火也
冴えない彼女の育てかた Girls Side2 (ファンタジア文庫)の感想
交錯するままならない想い、その向こう。「どうしてこうなっちゃうんだろうね?」は丸戸節の代名詞で、でも、例えどんなに泥臭くてもほしい物に手を伸ばす事をやめたりはしない、もまたその代名詞であることを再認識させてくれるblessing software反撃の狼煙を上げる第10巻的番外編第2巻。やっぱりキャラとそこから生まれるウィットに富んだテンポの良い掛け合いの魅力は抜群。またコミック版のまゆがパラレル的に登場。物語の一要素としてきちんと機能した上でのこの手のゲームのファンサービス風を成しており、中々に心憎い。
読了日:3月21日 著者:丸戸史明
はたらく魔王さま! (15) (電撃文庫)の感想
大切なモノは何ですか?それは当たり前にあってだけど儚いモノ。勇者と魔王を中心に今は確かに繋がる絆がある。そして、各人、自分の進むべき道に真摯に悩みつつも決して隣にいる人への思いやりを忘れない。守りたいと願うありふれた「情」、大切な人たちとの何でもない日々、その中で垣間見える互いへの気遣いがとても暖かく心地よい。だから、参戦の決意、その理由、戦いへの赴き方の彼ら「らしさ」には納得で胸をすくモノがある。あくまで大切な今は捨てない、ちーちゃん、元帥デビュー含め望んだ景色を叶えながら進む姿に実にほっこりでした。
読了日:3月2日 著者:和ヶ原聡司
はたらく魔王さま! (14) (電撃文庫)の感想
短編集。庶民生活ネタと木崎店長とのお話と時系列的にある意味独立しているモノはこの作品らしい温かい笑いがあってよかった。逆にエピソード間補完系はキャラの性格付け含め後付感がぬぐえず違和感。恵美過去編は文章進行の単調さと視点転換に拙さを感じたこともあり、退屈で少々読み辛かった
読了日:1月9日 著者:和ヶ原聡司
女子寮の寮長になった俺は、ご当地女子と青春できるだろうか (ダッシュエックス文庫)の感想
方言女子を愛でるストレスフリーな秘密のケンミンLoveCome。入学早々男子寮が壊れて女子寮の寮長になっちゃったよ、という古式ゆかしき作法にのっとった古典的はじまりに男女比1対4で何でもない高校生の会話文で進行する鬱なしの展開はサクサクと読める。本命ヒロインを絞っていたり、誤解をこじらせたりしなかったりと徹底的に苦味をこした作風プラス今巻で一区切りある程度まとまっている点から肩の力を抜いてラブコメを楽しみたいときにお勧め
読了日:1月5日 著者:城崎火也
ギルド〈白き盾〉の夜明譚 (MF文庫J)の感想
志が高すぎてギルドを傾かせてる一途なギルドマスター少女と後方支援・段取を得意とする少年のボーイミーツガールから始まるギルド経営ファンタジー。展開に飛躍がなく、世界観、描写の土台がしっかりしているので読んでいて納得があり、王道ストーリーのためストレスなく読める。後はキャラクター描写に遊び、柔らかさや萌え的なものを加味して作品に牽引力が出れば申し分ないか。締め方も綺麗で単巻としてのまとまりもよく、さすが新人賞最優秀作といったところか
読了日:1月5日 著者:方波見咲
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)9 (GA文庫)の感想
第2部インターハイ編完みたいなところでしょうか。良くも悪くも少年漫画のノリ、最後は気合で勝つみたいな冷静になったら負けの恥ずかしい中二な展開は相変わらずですが、勢いで押しきる少年漫画的熱量と適度なインターバルで定番のカタチで物語を区切ってくれる読みやすさも変わらず在るので読了感はよし。校内編、全国編ときて次は完結の世界編みたいなノリでしょうか。パワーインフレ、ワンパターン化という少年漫画の宿業を背負いつつあり、次章は作品としては正念場となりそうなところですが、どういうふうに見せていくか
読了日:1月4日 著者:海空りく
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ナイス数:235ナイス

メタネタギャルゲミドルプライス風。ギャルゲプレイ経験があれば王道であっさり、これといって意外性のない伏線回収へのアップダウンの少ない進行にギャルゲ「あるある」コントを楽しみながら、ぷちラブコメも味わえて、重い読書の合間の箸休めによい作品にぴったりといったところでした
読了日:12月19日 著者:長岡マキ子

元芸者のちゃきちゃきな祖母と台所預かり今時草食男子の下町人情話。シリーズ3冊目の短編集。ミステリ、日常の謎的要素は薄く、世知辛い世の中だからこそ昔ながらの人情っていいよね、な定番の男女、夫婦の機微、青春の悩みだったりの市井の日常のひと騒動、人情話短編。食卓イコール家族の絆、人の繋がりと作品を貫く雰囲気作りの記号もありぶれていないので軽く読みやすい作品。
読了日:12月3日 著者:西條奈加

冴えない俺たちの変わりかた。そこはいつもの延長線上にあって、だからこそこんなにもドキドキする。フラット加藤の異名も今は昔。普通だからこそ、こんなにも彼女のひとつひとつの反応が色鮮やかに映る。メインヒロインルートついに開幕な悶絶第11巻。この作品「らしさ」にある意味あふれた「転」のない変化にやられました。ラスボス紅坂嬢とのクリエーター論も何気に胸アツ…と来ながら「物語」としては「転」はやっぱり避けられないのか、本巻でネタになっていた丸戸節全開なあれやこれやを思い起こさせるあの引きに待ち受ける展開に戦々恐々。
読了日:11月27日 著者:丸戸史明

溢れたのは物語を愛せる人たちへの憧憬。『書けない』高校生小説家のボーイミーツガール。キャラクター造形はラノベ文芸的で軽めだが、創作という行為の中で直面する微かな光明が何度も折られるその絶望の描写は丁寧で刺さる。故にその中での葛藤の果て、尚捨てられない物語への渇望、進む主人公たちの在り様の尊さが綺麗で実に心つかまれる物語だった。
読了日:10月23日 著者:相沢沙呼

折れた翼の繕いかた。頼れる毒舌作家・詩羽先輩試練の時。いつも頼もしく助けてくれた先輩をふいうちでガツンと落とす事で精神的に抉る描写の威力大。その分、お約束の逆襲劇のカタルシスが大きい。そして、手を差し伸べる側が入れ替わる事で見えるそれぞれの変化成長。美智留,英梨々、それぞれが前に進めてるのが見えたのもよかった
読了日:7月24日 著者:丸戸史明

簡潔で分かりやすい説明のコツ。ごくごく一般的に知られていることだが、「いつでも」「一通り」実践できるようになるのは中々難しい報連相するためのベースとなる話し方スキル。2~4Pで1トピック構成で簡潔な言い回しさらっと読めるので社会人1年目の方が入社前や入社して半年など立った当たりで自分の話し方含め振り返りに読むとより納得が得られるか。
読了日:5月13日 著者:鶴野充茂

女子寮の寮長になった男子高校生の方言女子との山も谷もない日常劇を楽しむストレスフリーな秘密のケンミンLoveCome第2巻。相変わらずのギャルゲー共通ルート日常イベントのノリで進む本編はチープで中身がないため真っ当なストーリー重視のラブコメを求めると辛いか。一方でヒロイン瑞樹のキャラクターは可愛いらしく描けており、そんな彼女たちとのやり取り、甘く温い作品の空気感はぶれていないので毒も刺激もないラブコメ空間で癒されたい時には悪くない出来なのは前巻同様で楽しめた。
読了日:3月29日 著者:城崎火也

交錯するままならない想い、その向こう。「どうしてこうなっちゃうんだろうね?」は丸戸節の代名詞で、でも、例えどんなに泥臭くてもほしい物に手を伸ばす事をやめたりはしない、もまたその代名詞であることを再認識させてくれるblessing software反撃の狼煙を上げる第10巻的番外編第2巻。やっぱりキャラとそこから生まれるウィットに富んだテンポの良い掛け合いの魅力は抜群。またコミック版のまゆがパラレル的に登場。物語の一要素としてきちんと機能した上でのこの手のゲームのファンサービス風を成しており、中々に心憎い。
読了日:3月21日 著者:丸戸史明

大切なモノは何ですか?それは当たり前にあってだけど儚いモノ。勇者と魔王を中心に今は確かに繋がる絆がある。そして、各人、自分の進むべき道に真摯に悩みつつも決して隣にいる人への思いやりを忘れない。守りたいと願うありふれた「情」、大切な人たちとの何でもない日々、その中で垣間見える互いへの気遣いがとても暖かく心地よい。だから、参戦の決意、その理由、戦いへの赴き方の彼ら「らしさ」には納得で胸をすくモノがある。あくまで大切な今は捨てない、ちーちゃん、元帥デビュー含め望んだ景色を叶えながら進む姿に実にほっこりでした。
読了日:3月2日 著者:和ヶ原聡司

短編集。庶民生活ネタと木崎店長とのお話と時系列的にある意味独立しているモノはこの作品らしい温かい笑いがあってよかった。逆にエピソード間補完系はキャラの性格付け含め後付感がぬぐえず違和感。恵美過去編は文章進行の単調さと視点転換に拙さを感じたこともあり、退屈で少々読み辛かった
読了日:1月9日 著者:和ヶ原聡司

方言女子を愛でるストレスフリーな秘密のケンミンLoveCome。入学早々男子寮が壊れて女子寮の寮長になっちゃったよ、という古式ゆかしき作法にのっとった古典的はじまりに男女比1対4で何でもない高校生の会話文で進行する鬱なしの展開はサクサクと読める。本命ヒロインを絞っていたり、誤解をこじらせたりしなかったりと徹底的に苦味をこした作風プラス今巻で一区切りある程度まとまっている点から肩の力を抜いてラブコメを楽しみたいときにお勧め
読了日:1月5日 著者:城崎火也

志が高すぎてギルドを傾かせてる一途なギルドマスター少女と後方支援・段取を得意とする少年のボーイミーツガールから始まるギルド経営ファンタジー。展開に飛躍がなく、世界観、描写の土台がしっかりしているので読んでいて納得があり、王道ストーリーのためストレスなく読める。後はキャラクター描写に遊び、柔らかさや萌え的なものを加味して作品に牽引力が出れば申し分ないか。締め方も綺麗で単巻としてのまとまりもよく、さすが新人賞最優秀作といったところか
読了日:1月5日 著者:方波見咲

第2部インターハイ編完みたいなところでしょうか。良くも悪くも少年漫画のノリ、最後は気合で勝つみたいな冷静になったら負けの恥ずかしい中二な展開は相変わらずですが、勢いで押しきる少年漫画的熱量と適度なインターバルで定番のカタチで物語を区切ってくれる読みやすさも変わらず在るので読了感はよし。校内編、全国編ときて次は完結の世界編みたいなノリでしょうか。パワーインフレ、ワンパターン化という少年漫画の宿業を背負いつつあり、次章は作品としては正念場となりそうなところですが、どういうふうに見せていくか
読了日:1月4日 著者:海空りく
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