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そうしてその物語は始まる―【アニメ Re:CREATORS #12】


アニメ Re:CREATORS
12話 エンドロールには早すぎる

誰も辿りつかないような処へ
辿りつこうとする時

一度は逃げた過去に
もう一度向き合う事を決めたとき

そんな時に
「彼」は
「彼女」は
主人公として物語を始める事が出来る―


いざ、スーパーレクリエイターズ大戦へ!
二次創作の、創作者多数という特性故の
アルタイルの万能性に対応するため
チーム・メテオラの作戦は
企画・メテオラさんで始まる世界の命運かけた
「官」主催のクロスオーバーイベント
何でもありの物語世界-檻-を創り
そこで決着をつける事

お話で始まったものはお話で締めなきゃなんねぇ

世界をかけたお祭りが始まる的展開で
個人的にはセレジアさん同様わくわくしてしまいます^^

メタ的にはこれで広報活動とか遊びを入れられる下地も出来たし
日常回が増えると尚嬉しいかな




誰もたどり着けない所に
辿りつこうとするから
そいつは主人公になれるんだよ―


アリステリアさん
こぼれた晴れやかな笑顔
レクリエーター12
道をみつけたでしょうか
それは颯太が創ったきっかけで
作者の言葉から得た答え

颯太達との交錯の後
ずっと彼女なりに考え続けたいたのでしょうか

マミカの遺志をしっかり受け継いで
彼女らしくの姿を見せてもらいたいものです



創り手がいて
読み手がいて
共感が生まれ
紡がれるモノがある

それは時に熱く
時に優しく
今を進む自分の背中を押してくれる

物語はそういうもので
この世界に現界した被造物たちもまた
物語に背中を押され、変わっていける
今回のアリステリアさんでいえば
颯太という読み手を介して
物語に込められたものに背中を押されたのだろうと

そんな事を感じるアリステリアさんと創作者のやり取りでした

そして
颯太は知るべくもないけれど
アリステリアに彼が彼女の物語の意味を示せたのは
颯太自身が一度は逃げた「過去」と向き合ったからこそ
物語を始めることと向き合ったからこそ
あのとき、舞い戻りアリステリアの目の前に立ち
言葉を紡いだからこその好転だと思いたい

そんな颯太の決意によって
彼自身もまたここから先で彼自身の「戦い」をして
答えが得られることを望まずにはいられないところです

何のかんので
後ろ向きな後悔をもっていたり
創作への憧れがありながら届いていない
物語が好きな観客という立ち位置は
メンバーの中では
自身を投影したくなる等身大さのある子だから

そんなこんなで
クライマックスの形があかされ
物語が動きだす中でも
さり気なく光っていた
この作品のキャラクター性はやっぱり好きですね

颯太の告白に対する
松原さんの返しは
突き放すでもなく
上から慰めるでもなく

前回のメテオラさんが口にしていたように
優しい言葉で許す事だけが優しさじゃない
時には厳しい言葉こそ
背中を押す事もある

それをしっかり実行している
相変わらず素敵な先達だなぁと思わせるものでしたし
レクリエーター12-3

政府側の菊地原さんも
定番ながら彼女が言うからこその
イベントに関するユーモア交えた決意表明
この人も実に粋な人だなぁという感じでしたし
レクリエーター12-2

ワンカットだけでも心つかまれる描写が
個人的には今作は多い感じ
それこそ共感を感じる物語

そんなこんなで
最終目標が提示されて
物語は動きだす

後半戦へ
ワクワクしてきました(^ω^)



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  • 2017.06.26 (Mon) 06:27 | ぬる~くまったりと
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