この空っぽを満たすのは―【アニメ Re:CREATORS #20】

火をつけたもののの意図によらず
ただその衝動だけが伝播し、無窮の海へ広がり続ける

そこに炎上するモノは何か

面白ければ何でもよい
そんな観客の承認力の特性を見抜き
従える事が出来たのは誰だったか
誰もいなかったのか

メテオラたちの用意したアルタイルを打ち破るための鳥籠は
物語は
アルタイルが描く悲嘆の物語を奏でるモノとなり

追い詰められた
メテオラたちに残された道は―

祭りの熱量
それは祭りが終われば
それは消え去り
胸の内に残るは時として虚無感のみ

だから、祭りの熱が消えないうちに
熱に任せて恥ずかしい台詞を吐きながら
勢いのままに最後の切り札を切る

置き去ったあの日の後悔の足音が鳥かごに響く
今は亡き、アルタイルの創造主が物語に呼びこまれ

最終局面
この虚構の鳥籠を、物語を満たす事を
承認されるのは…

レクリエイターズ
第20話

他人の悲嘆は見世物としては上々で
メテオラたちを
追い詰めていくアルタイルの在り様は
観客たちの承認を一手に引き込んでいく

他人の不幸は蜜の味とは少し違うかもしれないけど
それは確かにある物語の暗い部分という所でしょうか

そうして用意していた策が悉く破られ
追い詰められたメテオラたちは
奇蹟を祈りながら
わらにもすがる想いで最後の一手を切る

嘘の嘘、それはくるりと裏返る

颯太がついて
まがねがくるりと裏返した
真っ赤な嘘

アルタイルの創造主
シマザキセツナの現界

アルタイルという残響をこの世に残し
そして、今
颯太の中の彼女の残響が消える前に
キャラクターとしてこの場に呼ばれた彼女
―颯太が考えた「酷い事」は
果たして望む終幕を引く事が出来るのか



（本日の名言）
それはロマンチックが止まりませんね
ひかゆちゃん、いつの時代の人ですかｗ
まあ、エロゲライターさんの年代と購買層の関係から
その手の懐古ネタは多いもんね、エロゲ(´▽｀)

▼関連記事
そして、「主人公」を選んだ【アニメ Re:CREATORS #19】
だから、そんな世界を愛してる【アニメ Re:CREATORS #18】
まだ名も知らぬその花が咲く事を信じて―【アニメ Re:CREATORS #16】
掌の上を飛び越えて―【アニメ Re:CREATORS #15】
ぼくら揮うは剣ではなくて―【アニメ Re:CREATORS #14】
我が愛しき兄妹へ送る―【アニメ Re:CREATORS #13】
そうしてその物語は始まる―【アニメ Re:CREATORS #12】
誰の為に、何の為に、どうやって【アニメ Re:CREATORS #11】
掴みとる為に―【アニメ Re:CREATORS #10】
創りたい「正しさ」を求めて―【アニメ Re:CREATORS #9】
私が愛するモノの為に―【アニメ Re:CREATORS #8】
抱き続ける、その先で待ち受けるは―【アニメ Re:CREATORS #7】
交わりえぬ正義を―【アニメ Re:CREATORS #6】
見えだす闇の奥のそのカタチ―【アニメ Re:CREATORS #5】
そこにある永遠に―【アニメ Re:CREATORS #4】
この「出会い」の意味を―【アニメ Re:CREATORS #3】
所変われば―【アニメ Re:CREATORS #2】
誰が為の狂宴のはじまり【アニメ Re:CREATORS #1】



にほんブログ村