捧げるモノは―【アニメ 結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章- #5】

どんな慰めも称賛さえも
ただ失くしたモノを強く想わせるばかり

そこに悪意はなくとも
彼女たちの心を少しずつ削り取っていくようで…

友達だよ
私たち3人は
これから何があっても
ずっと―


1期で明かされた世界の在り様からすれば
端から逃げ場などないのだけれど
それでも
この言葉が
彼女たちに呪いになってしまうような気がして
胸締め付けられる

彼女たちから、退くという選択肢を奪い
ただ全てを捧げる
その道ひとつしか見えなくしてしまうような
そんなやるせなさ

そして
そんな挺身の想いに駆られているであろう
彼女たちに新たに授けられようとしているのは
神の奇跡か、はたまた呪いか

先生が唇かみしめ、少女たちの命運を儚む
新・実装の勇者システムとは―

結城友奈たちの物語の核心のひとつに
ついに触れる展開で
いよいよ鷲尾須美の章もクライマックスというところでしょうか

▼関連記事
あの景色に踏み込ませはしない―【アニメ　結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-　#4】
今、このときがそのモノ【アニメ　結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-　#3】
貴女を知り、私を知り【アニメ　結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-　#2】
これは無垢な少女たちのお伽噺の一節【アニメ　結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-　#1】



にほんブログ村





http://craft89.blog105.fc2.com/tb.php/2606-faa18238