待ち人来たる【アニメ 魔法使いの嫁 #8】

待ち人来たる


興味だけで
やすやすと人の倫理観を
その一線を踏み越える
死ねない呪いをかけられた男
カルタフィルス

その興味の対象となった
とある忠犬さんが
新しい共に歩く者を見つけるまで

ちせ、エリアス、ユリシィ、カルタフィルス
各々抱えているモノは深く重く
危ういバランスの中で抱え込んでいる
だから
ちょっとした掛け違いでそれは溢れだす

それをひとりで抑え込むことはとても難しい事だから

理由が必要

「退屈」を紛らわせるために
興味だけで進む、他の全てに目を瞑り
狂気に溺れる事もひとつ

誰かと分かち合う事
誰かの為に
誰かの中に自分の場所を
見出す事も一つ


ちせとユリシィ―ルツ
使い魔の契約

行使される魔術
広がる光景
絆は鎖
時として前進めなくなるくらいに強い呪いともなる
儚きその心を生へと繋ぎ止める楔ともなる

またひとつ
ちせがここにいる「理由」が増える
過程にいくつかの哀しみはあったけど
それでもそれは意味のある事で
喜ばしいと思える部分があって

ちせ、エリアス、ルツの
まだまだ危なっかしさはあるも
互いを必要としている感が
柔らかく伝わってくるやり取りが
温かく救われる


▼関連記事
魔法使いは修行中【アニメ　魔法使いの嫁　#7】
手を取り合い、行く為に必要な【アニメ　魔法使いの嫁　#6】
愛は狂気―【アニメ　魔法使いの嫁　#5】
始まるのは―【アニメ　魔法使いの嫁　#4】
営みに触れ―【アニメ　魔法使いの嫁　#3】
ガール ミーツ―【アニメ　魔法使いの嫁　#2】
ホーム・スイートホーム【アニメ　魔法使いの嫁　#1】



にほんブログ村





http://craft89.blog105.fc2.com/tb.php/2639-57bbc97f