その手で為すべき事を探し求める【アニメ ヴァイオレット・エヴァーガーデン #12】

守りたかった―

和平をはばもうとする
内戦の火種

和平の使者を乗せた
列車に居合わせることとなった
ヴァイオレットと
少佐の兄・ディートフリード

迫る兵士たちを前に
ヴァイオレットは彼女の守りたいモノを守れるのか―

ヴァイオレット・エヴァーガーデン
今の彼女はドールとして
誰かを救える手を持っている

でも
かつての少佐も
今の内戦の危機も
ドールとしての手では救えない

殺したくない、だれかのいつかを、想いを奪いたくない
そんな願いを掴めない、どうするべきか
悩むヴァイオレットと
そんな彼女に弟を失ったやり場のない想いを
ぶつけてしまうディートフリード

ふたりの葛藤は
戦争の中で負った
「火傷」との向き合い方への葛藤でもあるでしょうか

彼女が戦闘人形ではなく
ヴァイオレット・エヴァーガーデンとして
「火傷」とどう向き合うのか

戦闘人形として彼女を責める
ディートフリードとどういう折り合いをつけるのか

それが少佐を失った事への区切り
これらかのどんな方向へ歩んでいくのか
ヴァイオレットの生き方のひとつの答えとなり
それがこの物語の結末となるのでしょうか

そんな事を踏まえつつ
次回、結末を期待して待ちたい所です

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