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読んだ本(2018.08)

2018年8月読了本 まとめ
覚書代わりにペタリ

ラノベメイン
読書メーターより
まとめ
ネタバレ感想含


8月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1534
ナイス数:15

“藤壺“藤壺" ヒカルが地球にいたころ……(10) (ファミ通文庫)感想
救いのないその恋の、出会いの意味は…。業深きその恋がこんなにも深い絶望となった。そこに引き込まれ、狂気の中に沈んだしまった人たちもいた。それでもふたりにとってこの出会いはかけがえのないモノだったと言えるとの是光の代弁に心動かす力が宿ったのは友達と過ごした誠心誠意で向き合った時間があったからこそ。そして、幽霊の友人との別れ。ひとりひとりさよならを交わす中で結んだ絆、成長が見える。最終巻にふさわしい綺麗な終幕。是光と帆夏との決着も初々しくて爽やか。シリーズ通してしっかり積み上げ回収した綺麗な物語でした
読了日:08月25日 著者:野村美月
“六条“六条" ヒカルが地球にいたころ・・・・・・(9) (ファミ通文庫)感想
ハーレム展開のラブコメ雰囲気から暗躍する悪意にやるせないすれ違いがが誘発される、それを乗り越えるヒロイン各人の成長と主人公の「らしい」落とし所に優しいカタルシス、それに感じいる間もなくシリーズクライマックスへのどんでん返しが入るラス前巻。恋愛模様の一つの決着、求められるだけではなく自分から発露したからの想いという気づきはスッと入ってくる納得があったでしょうか
読了日:08月25日 著者:野村美月
コントロールゲーム 金融部の推理稟議書 (幻冬舎文庫)コントロールゲーム 金融部の推理稟議書 (幻冬舎文庫)感想
好きな言葉は「役不足」。設定厨が書いたスパイ、バイク、自立ロボットと戦うetcなC級似非ハリウッドアクションINジャパン学園都市。ノンストップミステリという帯で購入も中身はミステリ要素皆無な典型的な学園都市モノラノベな印象。そこに古今東西の洋画やら何やらのちょっと洒落たセリフやらシチュやらをぶち込んだ、昼行燈系男×酒飲み天才戦闘も激強JKのキャラクターノベル。全体的にチープな作品な為,そうと知らずに読むと辛く、タイトルやあらすじや帯によって求める層とは違う客が手に取りそうなのがこの本の最大の欠点か。
読了日:08月20日 著者:郷里 悟
ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と (角川ホラー文庫)ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と (角川ホラー文庫)感想
大いなるマンネリ青春オカルトミステリ&スローステップ恋愛物語第10弾。オカルト物短編集といういつも通りの体裁、個々の話もおどろおどろしさがある小粒でもしっかりとした出来でエンターテイメント性の手堅さは変わらず。一方で本編の暗さへの一片の清涼剤、見守りたくなる大学生カップル(仮)のふたりが今回は大いなる進歩初デート。前日から当日までのキョドリっぷりから実家招待までラブコメのお約束を短すぎず長すぎずでしっかり網羅しつつでほっこりさせてもらえる。よい意味でシリーズのいつも通りで楽しめる作品でした
読了日:08月19日 著者:櫛木 理宇
99番目の吸血姫 ~最後の吸血鬼~ (MF文庫J)99番目の吸血姫 ~最後の吸血鬼~ (MF文庫J)感想
都市伝説の怪異と戦う吸血鬼の怪異のしもべとなった主人公の物語。著者の百物語シリーズの外伝。コミカルな主人公の視点の物語進行は本伝のノリそのもの。単巻でも楽しめるようにしたとあったが、この巻だけでは世界観の構築不足で本伝ありきの印象。であれば、もっと露骨に本伝キャラをサブとして活躍させた方が面白みが出たか。物語の枠組みは切ない英雄譚の王道で好みだったが、プロローグ・エピローグの繋がりのギミック含め単巻でやるにはもっと構成を考えないと描写不足が勝ち気味。全体としてあっさりとしてしまった印象だった
読了日:08月02日 著者:サイトウ ケンジ

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