それが出来るのは【アニメ 夏色キセキ #3】

主人公格4人の個性が
しっかり立ってきて
4人の姦しいやりとりが中々に
楽しいです

私服とかそれぞれの家での過ごし方とか
何気に個性を裏付ける
描写が挟まれているのが
4人のキャラ立てに
さり気なく効いてますね

その中でも家族の描写

2話でも思いましたが
主人公たちの家族関係がいいですね
自然体で接することができている
絵に描いた様な仲のよさ、距離感

なつみやさきの一家の
描写が前回までも
ちょくちょくありましたし

今回でいえば
なつみの姉弟関係とか
冒頭のお風呂場での会話
ED後の弟君からなつみの背中への
「ありがとう、姉ちゃん」
あたりは家族っぽいというか
実に姉弟、といった感じの会話
温かさを感じるシーンでよかったですね

そういうある種
理想的な家族像
好きですね～

そんな家族関係の中で育った
少女たちが
不意に手に入れた不思議な力を
きっかけに様々な経験をする
ひと夏の物語

そうやって考えると
実に正統派かも

そして、正統派のお約束
魔法の力は万能じゃない
そして、人にはもっと素敵な力がある、も
今回きちんと踏襲されていました

今回、それを一番かみ締めたのはサキでしょうか
空を飛ぶところを見られた事で
こじれた夏海の弟たちの仲を
修復しようとするも
土壇場で失敗
最後は弟くんたち自身の力で
仲直りとなりました
そこに魔法
不思議な力が入る余地はない
人と人を繋ぐことが出来るのは
それぞれの想いだけ

仲直りした弟君たちの背中を見ながら
翻って自分と夏海たちのことを
含めた友情のよさについて
想いを馳せる
ひとつ成長したようなサキの表情


真っ当な青春モノ
魔女っ子系の王道

好きですね～
こういう青い展開

1話は印象悪かったですが
何気によい雰囲気の作品になってきました

次回も何やら
ゆうかの年上さんへの淡い恋といった
魔法少女モノの王道なお話の予感
ちょっと作品への期待度が上がってきました

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