煌めく記憶の想いから―【アニメ 色づく世界の明日から #8】

私は魔法で
みんなを幸せにしたい―

でも
魔法で人を幸せにするのは
本当に難しい―


魔法は
ほんの少し背中を押すだけ
そんな信条を持っていたように思う琥珀も

その根底を支える想い
魔法で人を幸せにしたいという
幼い頃のキラキラとした原風景から生まれた願いがあるから

悩み迷う

琥珀の見守りやほんの少しの後押しから
瞳美が「今」の景色を大切に見れるように
前を向ける様になっていく中
瞳美の為に時間魔法の習得に勤しむ琥珀の中で膨らむモノ
第8話

瞳美の視界に色を取り戻すため
琥珀おばあちゃんがトラブルメーカーの本領発揮宜しく
唯人と瞳美を巻き込んで
実験実験でコミカルに


善意から悪ノリが若干入るところまでは
流石のムードメーカー琥珀さんのいつもでしたが
そんな彼女にも悩めることはある

明るい前向きな前半があるから
後半の彼女が「なりたい」魔法使いと
そこに中々届けない事への焦燥がより浮き彫りになる
何より
瞳美が口にした「ここにいたい」という言葉が
琥珀の悩みを深くする



未来の琥珀おばあちゃんは知っているであろう
琥珀が瞳美との出会いの中で得るモノは何なのか

そして
唯人、将、あさぎ、くるみ
卒業の季節が見えてくる中
避けられない変化を想い
それぞれの中の
踏み出そうか踏み出すまいかの逡巡が生まれ、大きくなっていく

瞳美と出会った季節
「17才」の季節
その終わり
「その時」に彼女たちの瞳に映る景色は
果たしてどんなものになっていくのか

写真は自分がどう見たいかで変わるように
彼女たちの景色も
彼女たちがどう見たいと
想い続けられるかによるのだろうから

彼女たちがこの出会い、この時間を
いつか煌めく記憶として思い出せる景色に出来るように
そんな結末を迎えることは出来るのか


クライマックスの着地点は
まだ見えない所ですが
次回も期待して見ていきたい所です

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