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〝半ひきこもりさん〟なわたしの二次元への日々の沈みっぷりを気まぐれに

読んだ本(2018)

2018年読了本まとめ
覚書代わりにペタリ
一部ネタバレ感想付

とりあえず一昨年の月1冊ペースからやや回復
年単位で積んでいた山がほんの少しだけ崩せた(苦笑
今年は週一ペースまでは戻したいな




2018年の読書メーター
読んだ本の数:39
読んだページ数:12584
ナイス数:250

青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない (電撃文庫)感想
ささやかでありふれていて、尊い、そんな日常の中の優しさが繋がった先にあるのは優しい世界だと信じて、私は今日も少しだけ誰かに優しくありたい。とあるひとりの強く強くカッコイイ少女が繋げた物語。読んで見れば,仕掛けはこれしかないというシリーズ集大成。悪く言えばご都合展開ですが,キャラ一人一人の悩みや誰かへの優しさや想いの描写が切ない程に丁寧で辿りついた、そうであってほしいと思える世界の在り様、優しい結末はスッと入ってくるものがあった。そして、ヒロイン主役は不動でしたが、やはりMVPはプチでビル後輩でいいかな^^
読了日:12月28日 著者:鴨志田 一
スノーフレーク (角川文庫)スノーフレーク (角川文庫)感想
小学生の時,亡くなり遺体が見つからないままの幼馴染、その影が高校卒業間近の少女の周りにちらつく、幼馴染の死を認めきれていない彼女はこれをきっかけに過去の事件を調べ始める恋愛青春ミステリ。ミスリードの置き方、誰が敵か味方か、主人公のJKの危なっかしさにハラハラ感だったりといい意味でB級ミステリの定番感で進行した先に待つのはこの作者さんらしい切なさはあるも前向きな一歩に繋がっていく結末。少女漫画的な雰囲気あるキャラ描写、関係性をはじめ、瑞々しい若さ溢れる青春恋愛小説的で読後感は爽やかでした
読了日:12月28日 著者:大崎 梢
青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない (電撃文庫)感想
それは究極の選択を自分の意志で選択さえさせてくれない運命の悪戯なのか。1巻より匂わされてきたシリーズの根底となるヒロイン・翔子さん回前編。弱っていく命とその尊い勇気を目の前で見ていたのなら,それに救われたと感じていたのなら,その「選択」の意味から目を逸らす事は出来なくもなるのだろう。そんな辛い所へ向き合おうとする真摯さの是非は難しい。最後の悲劇は途中から何となく予想がつくような書き方をしていたかと思うので来てしまったかという印象ですが、時間遡行を否定していた本作が次巻どんな展開に持っていくか気になる所。
読了日:12月09日 著者:鴨志田一
青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない (電撃文庫)感想
「彼女」のお兄ちゃんとして果たしたかった事、「彼」の妹として伝えたかった事。ここまでいろいろな子の支えとなった、背中を押した咲太の優しさの根底にあるモノ。妹・かえでのお当番巻。咲太が今までいろいろな人たちにかけていた言葉、見せていた生き方の在り様がどうやって育まれてきたモノなのかが一つ一つ分かっていくかえでの真実、その別れは切なくも温かい気持ちにしてくれた。
読了日:12月09日 著者:鴨志田一
現役プロ美少女ライトノベル作家が教える! ライトノベルを読むのは楽しいけど、書いてみるともっと楽しいかもよ! ? (角川スニーカー文庫)現役プロ美少女ライトノベル作家が教える! ライトノベルを読むのは楽しいけど、書いてみるともっと楽しいかもよ! ? (角川スニーカー文庫)感想
ラノベ作家がラノベキャラにラノベって気楽に書いてみると楽しいかもよ、なラノベよもやま話させるラノベ。書き方論というよりは元々がWEB連載で質問も受け付ける形でやっていたという事もあるのか、読む専、書いてみたくなるくらいに好きな人から、わなびさんまでラノベという「創作」のどこかを好きになった人が創る側、業界の内輪話を知っている人と世間話が出来る機会を得られた的なノリでラノベに纏わる「楽しい」を共有することを楽しむコンテンツかな
読了日:12月01日 著者:林 トモアキ
冴えない彼女の育てかたFD2 (ファンタジア文庫)冴えない彼女の育てかたFD2 (ファンタジア文庫)感想
アニメ劇場版も決定で繋ぎも込めての円盤特典再録の文字通りのファンディスク+書下ろしちょろっとの最新刊。特典はメタい内容強めで時系列が完全に当時のアニメに寄る、なので分かりづらさがありますが、キャラクターたちのなんだかなぁな会話劇の楽しさが強みの作品だけに、お約束の丸戸節が楽しめただけでも満足。中でも書下ろし、新キャラ加藤姉による恵の魅力を別方面から引き出す1編はさすがのキャラの動かし方といった感じでした。この作者さんはやはり好きだなぁと再認識。難しいでしょうが、またギャルゲの新作も見てみたいなぁ
読了日:11月25日 著者:丸戸 史明
スレイヤーズ16 アテッサの邂逅 (ファンタジア文庫)スレイヤーズ16 アテッサの邂逅 (ファンタジア文庫)感想
久々に暴れちゃうぞ!な美少女天才魔導士!が1人称で厨二感擽るファンタジー設定と呪文を語りながら我が道を行くラノベの古典再臨。水戸黄門宜しくの、懐かしのメンバーに懐かしのやり取りに懐かしの決め技に、懐かしの締めのテイストと、今時の新規読者の子が読んで面白いかはさておいて、そこにあったのは確かにあの「スレイヤーズのお約束」で楽しませてもらいました。数十年ぶりに読むと現代の俺ツェーやなろう系だったりの源流になった古典なのだなぁ、と再認識な文体だったり、雰囲気だったりも感じられて、そんな所に感慨深さを思ったりも
読了日:11月10日 著者:神坂 一
青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない (電撃文庫)感想
母親の代理戦争から始まった異母姉妹の家族故の清濁折り重なった感情、すれ違いと絆のおはなし。方やよく出来た姉へのコンプレックスから、方や生来の不器用さから素直になれない姉妹が体の入れ替わりというファンタジーを経てお互いの相手のへの想いを交わしあうまで。ここまでのシリーズでもそうですが、姉としてだったり、親としてだったり、人間関係に対してだったりについて巧く出来ない自分も許した上で、自然体で自分と付き合いながら生きていけばいいという結末に至る物語が毎回ながら柔らかな読後感をくれます
読了日:11月07日 著者:鴨志田一
青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない (電撃文庫)感想
不毛な片想いを自覚している友だちリケジョの自己肯定のおはなし。嫌いな自分との付き合い方。自分の欠点、どうすれば現状を変えれるか、分かっていても出来ない事を前に自己否定した所で得られるものがある訳でもなく、ならそんな自分を許してあげる事も前に進むために時には必要な事か。双葉に贈った咲太の言葉は、何んとなく自分もいつか通った道な気がして共感できる物だったかな。
読了日:11月05日 著者:鴨志田一
青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない (電撃文庫)感想
切ない小悪魔。後輩女子と仲良くなるお話。嘘の恋人関係から「本当」が生まれ、彼女は本当に乗り越えなければいけなかった事と向き合い、一歩前へと進んでいく。王道の青春ストーリーに加え、「ちょっと不思議」の部分の伏線の置き方と回収の仕方が個人的には1巻よりこちらの方が断然完成度が高く感じ、締めがよりスッキリとした印象。主人公、後輩女子、そして、不動のメインヒロインとそれぞれのキャラクターの立ち位置がぶれずに真っ直ぐなのも物語の爽快感をよく後押ししている
読了日:11月04日 著者:鴨志田 一
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない (電撃文庫)感想
SF=少し不思議テイストの青春ストーリー。思春期特有の悩み、孤立感を思春期症候群という名の実際体験する現象として具現化するファンタジー要素により主人公たちの悩みに立ち向かう姿のエンターテイメント性を増しているラノベらしい作品。思春期、学校という時代、空間の持つ閉鎖的な側面に飲み込まれまいともがく悶えたくなる青臭い姿をコメディな会話劇で緩和しつつ、迎える理屈抜きのご都合ハッピーエンドが清々しい。まあ、がっつり次回続くがエピローグに付け加えられては入るのですが
読了日:10月31日 著者:鴨志田 一
嘘つきは探偵の始まり ~おかしな兄妹と奇妙な事件~ (メディアワークス文庫)嘘つきは探偵の始まり ~おかしな兄妹と奇妙な事件~ (メディアワークス文庫)感想
ひとつ屋根の下鉢合わせた泥棒ふたり。お互いがこの家でお互いの兄妹であると言い張るコント的な会話劇から始まり、ひとつの事件を解く事になるキャラ小説ほんのりミステリ風味、ほんのり人情話。話の構成や各キャラの掘り下げなど荒削りな所が多く、やれやれ系主人公の大学生とあっけらかんとした騒がしいJKといったラノベキャラ的な二人のかけあい、キャラクター性といった前面に押し出している所を楽しめるかどうかの作品
読了日:10月29日 著者:石崎とも
ねずみ石 (光文社文庫)ねずみ石 (光文社文庫)感想
願いを叶えてくれるねずみ石という伝承に由来する祭りの日、過去に起こった殺人事件に浅からぬ因縁を持つ中学生男子が事件の真相に迫っていくミステリ。長閑さと閉塞的な場所故の逃れる場所のない日常に隠れた悪意、田舎の集落ならではの空気感がよく出ており,それが後半の事件解決まで読み手を引き込む。願いが叶う石に纏わる登場人物たちの想いは叶わなかったり、ずれてしまったりとやるせない所はあれど,最後に語られたのは事件を通して交友を深めた少年たちらしい純粋なモノ、そこには事件による暗いだけの未来ではない希望と読後感もよかった
読了日:10月16日 著者:大崎 梢
だいじな本のみつけ方 (光文社文庫)だいじな本のみつけ方 (光文社文庫)感想
本っていいよ、いいよね?を共有したい優しく温かくなるジュナイブル。本好きで姦しさある中学生女子視点で描かれるとある本との不思議な出会いから始まる日常の物語。キラキラした視線で毎日をめいっぱいで生きる少年少女たちの姿が瑞々しい。「だいじな本」は十人十色の想い出と共にある、「人との出会い」「小さな学び」「成長」「経験」。そんな本と共に思い出されるであろう輝かしい毎日の中で主人公の世界が少しずつ確実に広がっていく物語に元気をもらえました
読了日:09月30日 著者:大崎 梢
ようこそ実力至上主義の教室へ8 (MF文庫J)ようこそ実力至上主義の教室へ8 (MF文庫J)感想
シリーズとしては1冊orそれ以上をかけて試験の説明と各人の暗躍を匂わせて、最後に主人公は全部知っていましたでカタルシスを持たせていただけに、今巻は主人公は傍観者的な位置だった事もあり、カタルシスは薄い。一方で学年またいだことで登場人物が加速度的に膨れ上がった事もあり、文章量の割には物語の進行がない。この作品の一番欠点となりうる所が出た印象。次巻以降主人公にどんな目的を持たせて無双させていくかが作品として分水嶺か。平穏に生きたい主人公が本当に争いの中心からフェードアウトしたら物語にならないですからね(苦笑
読了日:09月02日 著者:衣笠彰梧
“藤壺“藤壺" ヒカルが地球にいたころ……(10) (ファミ通文庫)感想
救いのないその恋の、出会いの意味は…。業深きその恋がこんなにも深い絶望となった。そこに引き込まれ、狂気の中に沈んだしまった人たちもいた。それでもふたりにとってこの出会いはかけがえのないモノだったと言えるとの是光の代弁に心動かす力が宿ったのは友達と過ごした誠心誠意で向き合った時間があったからこそ。そして、幽霊の友人との別れ。ひとりひとりさよならを交わす中で結んだ絆、成長が見える。最終巻にふさわしい綺麗な終幕。是光と帆夏との決着も初々しくて爽やか。シリーズ通してしっかり積み上げ回収した綺麗な物語でした
読了日:08月25日 著者:野村美月
“六条“六条" ヒカルが地球にいたころ・・・・・・(9) (ファミ通文庫)感想
ハーレム展開のラブコメ雰囲気から暗躍する悪意にやるせないすれ違いがが誘発される、それを乗り越えるヒロイン各人の成長と主人公の「らしい」落とし所に優しいカタルシス、それに感じいる間もなくシリーズクライマックスへのどんでん返しが入るラス前巻。恋愛模様の一つの決着、求められるだけではなく自分から発露したからの想いという気づきはスッと入ってくる納得があったでしょうか
読了日:08月25日 著者:野村美月
コントロールゲーム 金融部の推理稟議書 (幻冬舎文庫)コントロールゲーム 金融部の推理稟議書 (幻冬舎文庫)感想
好きな言葉は「役不足」。設定厨が書いたスパイ、バイク、自立ロボットと戦うetcなC級似非ハリウッドアクションINジャパン学園都市。ノンストップミステリという帯で購入も中身はミステリ要素皆無な典型的な学園都市モノラノベな印象。そこに古今東西の洋画やら何やらのちょっと洒落たセリフやらシチュやらをぶち込んだ、昼行燈系男×酒飲み天才戦闘も激強JKのキャラクターノベル。全体的にチープな作品な為,そうと知らずに読むと辛く、タイトルやあらすじや帯によって求める層とは違う客が手に取りそうなのがこの本の最大の欠点か。
読了日:08月20日 著者:郷里 悟
ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と (角川ホラー文庫)ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と (角川ホラー文庫)感想
大いなるマンネリ青春オカルトミステリ&スローステップ恋愛物語第10弾。オカルト物短編集といういつも通りの体裁、個々の話もおどろおどろしさがある小粒でもしっかりとした出来でエンターテイメント性の手堅さは変わらず。一方で本編の暗さへの一片の清涼剤、見守りたくなる大学生カップル(仮)のふたりが今回は大いなる進歩初デート。前日から当日までのキョドリっぷりから実家招待までラブコメのお約束を短すぎず長すぎずでしっかり網羅しつつでほっこりさせてもらえる。よい意味でシリーズのいつも通りで楽しめる作品でした
読了日:08月19日 著者:櫛木 理宇
99番目の吸血姫 ~最後の吸血鬼~ (MF文庫J)99番目の吸血姫 ~最後の吸血鬼~ (MF文庫J)感想
都市伝説の怪異と戦う吸血鬼の怪異のしもべとなった主人公の物語。著者の百物語シリーズの外伝。コミカルな主人公の視点の物語進行は本伝のノリそのもの。単巻でも楽しめるようにしたとあったが、この巻だけでは世界観の構築不足で本伝ありきの印象。であれば、もっと露骨に本伝キャラをサブとして活躍させた方が面白みが出たか。物語の枠組みは切ない英雄譚の王道で好みだったが、プロローグ・エピローグの繋がりのギミック含め単巻でやるにはもっと構成を考えないと描写不足が勝ち気味。全体としてあっさりとしてしまった印象だった
読了日:08月02日 著者:サイトウ ケンジ
ようするに、怪異ではない。 ある夏の日のがらんどん (角川文庫)ようするに、怪異ではない。 ある夏の日のがらんどん (角川文庫)感想
妖怪オタクの先輩女子が無理矢理妖怪絡みにして日常の謎系の問題を提起して、それを口悪く探偵役が妖怪否定で解き明かすシリーズ第2弾。日常系の謎の真相は隠している部分が見え見えで最終編含め結末が読みやすい。となればキャラ重視のエンタメ部に牽引力を求めたいが、そのキャラ描写が合わず読み辛かった。主要からサブに至るまで何というか互いの人間性を軽んじているような内面描写が散見され、上辺だけの人間関係を見せられれているような感覚があった。それが最後に裏切る犯人とかだったら飲み込めるのだが…
読了日:07月28日 著者:皆藤 黒助
りゅうおうのおしごと! 8 (GA文庫)りゅうおうのおしごと! 8 (GA文庫)感想
勝負師の世界、非情であったとしても、やっぱり将棋の全てを愛している、共にその道を行くライバルも親友も。脇役・女流ふたりの華やかな頂上決戦描く第8巻。相手を完膚なきまでに潰してこその勝負師の世界でどう生きていくか、を苦しみ模索するふたりなれど、共に歩む者として相手への限りない敬意がある。そんな真のライバルがいるから熱く美しい名勝負が生まれる。山城桜花戦、その名にふさわしい雅な美しさある1戦描いた巻でした
読了日:07月19日 著者:白鳥 士郎
レジまでの推理: 本屋さんの名探偵 (光文社文庫)レジまでの推理: 本屋さんの名探偵 (光文社文庫)感想
本屋さん賛歌。本屋さん舞台でアルバイト店員視点から描く個性的な店長さんが紐解く日常の謎系。ミステリ部分のテイスト含め本屋さんあるあるな描写はあの空間の雰囲気がよく出ている。ラストはお約束ですが「本屋さんは不滅です」にして見せるという叫びとその実行の最中たるエピローグと本屋さん好きを最後まで楽しませてくれる作品でした。欠点は恐らく終章のトリックの下地作りもあるのでしょうが、初出人物に対する男か女か含めた描写が薄く、序盤若干の読み辛さを感じてしまった所。最後の件があるにせよ、もう少し描写してもよかったのでは。
読了日:07月16日 著者:似鳥 鶏
勇者のセガレ3 (電撃文庫)勇者のセガレ3 (電撃文庫)感想
勇者のセガレ・康雄の異世界冒険スタート。異世界召喚RPG序章のような王道+この作者さんの売り、庶民派ノリで楽しめた。トラブルで案内役からはぐれてからのひよっこながらも勇者のセガレに恥じない心をかつての勇者の遺産と主人公補正で底上げて、やってやる!なノリで危機を跳ね返すカタルシスは王道で上々と単巻のストーリーとしても綺麗に纏まっていたでしょうか。その中での見所は告白返答待ち女子強し(物理含)翔子さんとのラブコメ模様。康雄のやりこめられる姿含め若いわぁ+気の置けないやり取りは御馳走様でした^^
読了日:07月15日 著者:和ヶ原 聡司
忘れ物が届きます (光文社文庫)忘れ物が届きます (光文社文庫)感想
あの日、あの場所にあった暗闇。そして、その時には見えなかったその向こうにあったものに今、時を越えて届く。過去を振り返る形で謎解きが行われる短編5編。過去にあった理不尽や悪意へ誰かが必死に抗おうとした痕跡、その正体に現在の視点から迫ろうとする事で恐々としたものや、もの悲しさに襲われながらも、謎解きの果てにその暗闇の向こうにあった誰かの気遣いや優しさを知り、切なさを伴いながらも温かいモノが残るといった珠玉の作品集でした
読了日:07月08日 著者:大崎 梢
洗剤もらっただけで隣に住む美人を好きになってしまったわけだが。 ~御手洗くんと櫻井さん~ (Novel 0)洗剤もらっただけで隣に住む美人を好きになってしまったわけだが。 ~御手洗くんと櫻井さん~ (Novel 0)感想
一昔前ラノベ読みだった童貞ヲタに送るラブコメ。記憶喪失で忘れてた好感度MAXの女子と10年ぶりに再会で結ばれる。アシストは10年間好きでいてくれたさっぱり系別の幼馴染女子。主人公十代設定で乱造されていたラノベの設定をそのまま十歳上げた作品。文体もラノベそのもので大人が読みたいエンタメ小説という謳い文句のこのレーベルの狙いを見るとある意味「なるほど」な出来。キャラ小説よりながらキャラはテンプレで特に残るものなく。ストーリーとしても同じくの印象だった
読了日:07月04日 著者:子持柳葉魚
片想い探偵 追掛日菜子 (幻冬舎文庫)片想い探偵 追掛日菜子 (幻冬舎文庫)感想
ギリギリOKストーカー探偵、但し可愛いJKに限る。1Hドラマにありそうなキャラミステリ物。アイドルから果ては首相まで追っかける「推し」がころころ変わるパッと見清楚なJK主人公が推しが巻き込まれた事件を勝手に追っかけて解決、助手は冴えないお兄さん。SNSからのサーチだったり手法は完全にストーカーだが、オタクファンにありがちな自分ルールに基づく姿をコメディ調で描く事でライトに楽しめるキャラ小説となっている。エピソードも嫉妬、すれ違い、親子愛と王道な人情物を素直な展開をミステリ仕立てにした物でするっと読めた
読了日:06月24日 著者:辻堂 ゆめ
僕が七不思議になったわけ (メディアワークス文庫)僕が七不思議になったわけ (メディアワークス文庫)感想
永遠であってほしいという時間、その喪失とそれを抱えて一歩踏み出す意味。学校という場所、時間への郷愁。共感しやすい王道のテーマを「少し不思議」で描く学園青春物語。定番の叙述トリックながら、きちんと構成してから書かれている事を感じられる、伏線の置き方も巧みというか、優等生的な置き方で物語に没入する事を妨げないいい塩梅。その土台で描かれる人物たちも結末の清々しさに合わせて、いい意味で尖りの少ないキャラクターで描かれており、全体として作品としてのまとまりがよい。気持ちよく読める作品でした 
読了日:06月11日 著者:小川晴央
シャーロック・ホームズの不均衡 (講談社タイガ)シャーロック・ホームズの不均衡 (講談社タイガ)感想
陰謀論の世界で場面寡黙の小4妹ホームズとワトソン兄が組織と謎解き対決。バトルメイドや狙撃バトラーも出るよ、なエンターテイメント作品。二十則を逆手にとったトリックありきのミステリ。どちらかというと国家間レベルの陰謀に少人数で立ち向かうというエンターテイメント性、クールジャパン的キャラクターの面白さが売りといった細かいリアリティはいいんだよといった感じの作品
読了日:05月01日 著者:似鳥 鶏
冴えない彼女の育てかた Memorial (ファンタジア文庫)冴えない彼女の育てかた Memorial (ファンタジア文庫)感想
ラノベ文章メインファンブック 過去の店舗特典等SS収録に書下ろしもあり。書下ろしはつまんないくらいにチープなな赤い糸的な所が、店舗特典SSはメタネタ満載感がこの作品「らしい」感じ。この軽快な掛け合いがまた読めた事に満足 SSは英梨々母娘の1コマが好みでした
読了日:03月31日 著者:丸戸 史明
りゅうおうのおしごと! 7 (GA文庫)りゅうおうのおしごと! 7 (GA文庫)感想
老兵は死なず、ただ去りもせず。将棋界の残酷な世代交代の在り方を描く第7巻。痛々しい描写は今巻も健在。師匠の老害を自他共に認めてしまうまでの流れはまさにですし、そんな先達たちを抜き去ろうとする若い才能たちの描写も華やかさよりも増長や危うさを忍ばせた描写で完璧な人間などいない、誰も彼もが先の見えない中でもがいている。そんな勝負師の世界の厳しさに苦しくなる。そんな展開からだからこそその苦しみの中でも色あせない彼ら彼女ら将棋への想いが光る。いつもの安定の熱い物語でした
読了日:03月18日 著者:白鳥 士郎
りゅうおうのおしごと! 6 (GA文庫)りゅうおうのおしごと! 6 (GA文庫)感想
JSは最高だぜで振り切るコメディの皮をかぶった熱く残酷な将棋の物語、新章開幕の第6巻。ふたりのJS弟子の巣立ちの時で将棋の神さまの温かさを描く一方、前半は八一との幼馴染としての今昔の絆が描かれ、それを抱きしめて大勝負に挑む銀子さんメインヒロイン力UPでスパッとカタルシスかと思わせてのラストの銀子の土台をバッサリ切り崩す残酷さの痛さと彼女の祈りにも似た想いの切なさが壮絶。ここから彼女は将棋とどう向き合っていくのか、熱い物語への期待膨らむ刺さる新章開幕巻でした
読了日:02月24日 著者:白鳥 士郎
りゅうおうのおしごと! 5 (GA文庫)りゅうおうのおしごと! 5 (GA文庫)感想
勝ちも負けも悔しさも、そこで出会う人たちとの繋がりも「将棋」の全てを愛してる。作品の集大成とも言える最年少タイトルホルダー試練の時、第5巻。メインたる師匠と弟子の出会いのシーンを踏襲した関係性の再確認という王道の締めに繋がる、過去のシーンを踏まえて苦境とそこからの逆転の構成が見事。どんなに高みにいる天才も抱える悩みの根っこは同じで、そんな悩みもひっくるめてみんな将棋という世界を手放せない。群像劇的に描かれた将棋に惹かれる人たちの想い、その生き様。出てくれる誰も彼もに物語があり、熱さを感じられる作品でした
読了日:02月07日 著者:白鳥 士郎
りゅうおうのおしごと! 4 (GA文庫)りゅうおうのおしごと! 4 (GA文庫)感想
勝負の世界の更なる深淵へ。異才・奇才ぶつかりあう女の戦い、JS弟子の初の大会参加編。相変わらず十人十色の譲れないモノ、プライドのぶつかり合いが熱い。そんな中で幕間、姉弟子可愛い編やふたりのJS弟子から師匠へ、がまたアクセントで泣かせる。そして、最後は次巻、師匠の面目躍如となっていくのか。師匠の戦い編の前哨戦もよい煽りでした
読了日:01月31日 著者:白鳥 士郎
ようこそ実力至上主義の教室へ7.5 (MF文庫J)ようこそ実力至上主義の教室へ7.5 (MF文庫J)感想
それは共犯者で、パートナーで、その先もいつかあるかもしれないと思える相手。単純な恋愛関係とは言えないけれど悪い男な主人公につき合える悪い女ができるメインヒロインに軽井沢さん昇格、前巻のエピローグ的プラスそして、戦いの舞台は次なるステージへの幕間巻。話の縦軸となっている軽井沢嬢との今巻の結末は冒頭の綾小路の買い物から予測できる定番だが、今回は素直にその定番を通った事もあり、軽井沢嬢のヒロインとしての魅力、ふたりの共犯者的な部分もある関係性の面白さ、といった所がよく補強された幕間劇らしい1冊だった
読了日:01月29日 著者:衣笠彰梧
りゅうおうのおしごと! 3 (GA文庫)りゅうおうのおしごと! 3 (GA文庫)感想
何故彼ら彼女らは将棋を打つのか。圧倒的才能との戦い、非情な勝負の世界。そんな世界で才がないと自他共に断ぜられても、それでも尚、そこで戦う理由。才を極限の努力で押し返し、それをまた才が押し潰す。才ある側である八一サイドのカタルシスが桂香への絶望へとつながる。勝負の世界の残酷の魅せ方が苦しくなる程巧い。そして、結末、桂香の得た答え。そこに辿りつくまでにそれぞれに負けたくない想いがあるとそれをゲストキャラ含めて群像劇的に描かれた事でシンプルながら説得力のある答えになっていたと思う。熱かった。
読了日:01月28日 著者:白鳥 士郎
りゅうおうのおしごと! 2 (GA文庫)りゅうおうのおしごと! 2 (GA文庫)感想
ひとりでは強くなれない。将棋に愛された少女もうひとり。あいのライバルとなる天衣登場第2巻。どこまでも自分と向き合う世界だけど、それでも並び立つライバルの存在は絶対的に尊く、あいの悔し涙、振り絞った心から強くなりたいは響いた。そんな厳しい勝負の世界だけれど将棋を通して育まれる絆は確かにある。天衣の弟子入りの顛末、受け継がれてきた約束。それはその世界の誰もが将棋を愛しているからこそ繋がったモノだんだろうな、と胸が熱くなった。というかメインヒロイン張りのバックグラウンドだよね、天衣さんw負けるな、不器用銀子さん
読了日:01月21日 著者:白鳥 士郎
ようこそ実力至上主義の教室へ7 (MF文庫J)ようこそ実力至上主義の教室へ7 (MF文庫J)感想
やっぱり厨二モノで俺ツェーは暴力が分かりやすいんだなぁな主人公、本気出したよ第7巻。軽井沢さんも矜持みせて株をあげた感。ダークヒーローモノのヒロインとして分かりやすい立ち位置に躍り出ましたが、今後もヒロインポジションとして足場を固めていくのか、ここで手駒その1として一区切り、次のヒロイン役を用意するのか否かがくらいが興味の残るところかなぁ
読了日:01月18日 著者:衣笠彰梧
ようこそ実力至上主義の教室へ6 (MF文庫J)ようこそ実力至上主義の教室へ6 (MF文庫J)感想
「次は本気出す」な嵐の前の静けさ第6巻 序盤から仕込み仕込み仕込みで派手さはなく、キャラが変わった堀北中心とした面子のキャラに説得力を持たせるための溜めの巻。その辺りは作者もあとがきで明言しており、狙い通りなのだろう。その分、単巻での読み応えは落ちるので、仕込みは上々、ついに二強激突かという煽りを受けての次巻の盛り上がり方に注目したい所。

読了日:01月15日 著者:衣笠彰梧

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[ 2019/01/01 18:58 ] | TB(0) | CM(0)
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