読んだ本(2019.2)
2019年2月読了本 まとめ
覚書代わりにペタリ
覚書代わりにペタリ
2月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1187
ナイス数:12
雨の日も神様と相撲を (講談社タイガ)の感想
因習残る村にやってきた来訪者は村のかんなぎの娘と末永く幸せに暮らしましたとさとなる伝奇+ミステリ。著者の「虚構推理」と同じく超常的な舞台の中において「ルール」を見極め、「論理」を組み上げ、望む結末という「解」を得るというミステリをやって見せる構成が実に面白い。話の筋は不幸や理不尽に見舞われる主人公が長年努力で積み上げてきたモノを武器に因習に囚われていたヒロインを救いだすという王道筋でカタルシスがありますし、そのヒロインとの関係性も軽妙で楽しませてくれる作品でした。
読了日:02月25日 著者:城平 京
死なない生徒殺人事件―識別組子とさまよえる不死 (メディアワークス文庫)の感想
永遠の命を持つという生徒を巡る殺人事件。犯人は?永遠の命の真相とは?世にも奇妙なライトサイコホラーテイストミステリ風。骨子となる構成がしっかりしており、ぞわぞわする余韻残すラスト含め適度なあっさり感でいい意味で手ごろな大きさにまとまっている作品で読みやすく楽しめた
読了日:02月21日 著者:野崎 まど
はたらく魔王さま! (16) (電撃文庫)の感想
普通のJKが異世界冒険譚のメインヒロイン・たたかうJKさま!として名実共に名を馳せる。JKちーちゃんの成長譚ひとつの到達点巻。バレンタインネタをラブコメのスパイスにしつつもメインはいつもの貫禄ついたちーちゃんの行動にヘタレ魔王さまらファンタジーな面々が翻弄されるの図が爽快。今回は利香も何気に振り切った感あって地球女子強しを見たw自分の中で何を芯にして自分の進む道をどう決めて何を大切に進むのか。その理由は人それぞれ。それは大きくても小さくてもよくて、少なくともちーちゃんのそれはとても清々しくてよかった。
読了日:02月13日 著者:和ヶ原聡司
はたらく魔王さまのメシ! (電撃文庫)の感想
「食」をネタにした短編集。ファンタジー世界の住人が現代日本で慎ましい日常を送る為に右往左往するコメディ。その為、良くも悪くも1冊丸々やられると作品としては山がなく平坦に感じる部分が出てしまうのは仕方ないところか。とはいえ、魔王やちーちゃんなど文化的なギャップから自身を見つめ直したり、その見識が広がる瞬間が感じられる描写は相変わらず良い清々しさがあって好ましい。
読了日:02月12日 著者:和ヶ原 聡司
読書メーター
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因習残る村にやってきた来訪者は村のかんなぎの娘と末永く幸せに暮らしましたとさとなる伝奇+ミステリ。著者の「虚構推理」と同じく超常的な舞台の中において「ルール」を見極め、「論理」を組み上げ、望む結末という「解」を得るというミステリをやって見せる構成が実に面白い。話の筋は不幸や理不尽に見舞われる主人公が長年努力で積み上げてきたモノを武器に因習に囚われていたヒロインを救いだすという王道筋でカタルシスがありますし、そのヒロインとの関係性も軽妙で楽しませてくれる作品でした。
読了日:02月25日 著者:城平 京

永遠の命を持つという生徒を巡る殺人事件。犯人は?永遠の命の真相とは?世にも奇妙なライトサイコホラーテイストミステリ風。骨子となる構成がしっかりしており、ぞわぞわする余韻残すラスト含め適度なあっさり感でいい意味で手ごろな大きさにまとまっている作品で読みやすく楽しめた
読了日:02月21日 著者:野崎 まど

普通のJKが異世界冒険譚のメインヒロイン・たたかうJKさま!として名実共に名を馳せる。JKちーちゃんの成長譚ひとつの到達点巻。バレンタインネタをラブコメのスパイスにしつつもメインはいつもの貫禄ついたちーちゃんの行動にヘタレ魔王さまらファンタジーな面々が翻弄されるの図が爽快。今回は利香も何気に振り切った感あって地球女子強しを見たw自分の中で何を芯にして自分の進む道をどう決めて何を大切に進むのか。その理由は人それぞれ。それは大きくても小さくてもよくて、少なくともちーちゃんのそれはとても清々しくてよかった。
読了日:02月13日 著者:和ヶ原聡司

「食」をネタにした短編集。ファンタジー世界の住人が現代日本で慎ましい日常を送る為に右往左往するコメディ。その為、良くも悪くも1冊丸々やられると作品としては山がなく平坦に感じる部分が出てしまうのは仕方ないところか。とはいえ、魔王やちーちゃんなど文化的なギャップから自身を見つめ直したり、その見識が広がる瞬間が感じられる描写は相変わらず良い清々しさがあって好ましい。
読了日:02月12日 著者:和ヶ原 聡司
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