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〝半ひきこもりさん〟なわたしの二次元への日々の沈みっぷりを気まぐれに

貴方にいと高き月の恩寵があるように【ヴァンパイア十字界 全9巻(ガンガンコミックス)】


ヴァンパイア十字界
9

はるか昔にあったヴァンパイアの王国
その王国の至高の王であったローズレッド・ストラウス
彼はこの現代においても
国滅びし時に災いの元として封印された
愛しき女王・アーデルハイトを解き放つ為に
ヴァンパイアのハーフであり
かつての国民達でもあったダムピールたちと
幾百年にもわたる血戦を繰り広げていた

これは語られる事のなかった彼の愛しき者たちだけが知る物語



スパイラル-推理の絆- 
天賀井さんは案外普通,絶園のテンペスト
近年では虚構推理など
漫画原作も多いミステリ作家・城平京 原作

ご存知の方は何を今さらであろうが
今さらながらに読破
中々に隠れた秀作でした
2003年-2007年連載



9巻という尺で綺麗に纏まった一本の映画のような完成度の高いストーリーに
ガツンと心揺り動かされるものがあった

小説含め好きな原作者の方なのですが
見事に見逃していた本作
その要因の一つは当時の作画担当さんが新人さんで
序盤が絵的には当時としてみても恐らく話の重さについていけていない事と
話が本格的に大きく動くのが3巻終盤からという所で
間口の狭さがあるところか

ただそこを越えれば
「だれが、なぜ、それをしたか?」をメインに過去の虚実が
二転三転しながら暴かれて行きながら
紡がれる切ない物語の完成度は秀逸
城平京・原作作品が好きであればもちろんの事
そうでなくても読んで損のないストーリー性の高い作品

飄々として見せて
その胸の内に多くを秘めた至高の王・ストラウス
愛憎交えた複雑な想いを抱く彼と敵対するダンピールの盟主など
キャラクター、絶妙な関係性から生まれる掛け合いも
この原作者さんらしい造形で魅力的

作劇としても最終盤においては
決して特筆する力のある作劇とは言えないが
作画担当自体もあとがきにて語っていたように
作品に対するリスペクト含めた情熱を感じられる上達の上の魅せ方で
その真摯な向き合い方がストーリーの綺麗な幕引きを飾っている

ボリュームとしては手ごろながら
読み応えのある作品なので
連休の方も多いであろう今、とりあえず3巻まで読んで見る事を
おススメしたい


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[ 2019/04/29 09:40 ] コミック 少年・青年 | TB(0) | CM(0)
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