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全てを載せて駆け抜ける【アニメ 甲鉄城のカバネリ 海門決戦】


甲鉄城のカバネリ
海門決戦

劇場中編
amazon primeにて視聴
80分作品

和風スチームパンクに、美麗なアクション、キャラクターなど
本作の魅力をしっかりおさえつつ
80分の中編として取捨選択したエピソードにより
作品としての強みを全て載せた上で駆け抜ける
スピード感と満足感ある物語に仕上がっている

本編の雰囲気が好きだった人は必見

ムメイちゃんのオトメっぷりの破壊力がスゴイですし^^


以下ネタバレ少々含みつつ


主人公である生駒とヒロインである無名
人ならざる者の一歩手前で踏みとどまれた二人の関係を
もう一歩進めるエピソードを組むにあたり
主人公組と同じように
踏みとどまれたかもしれないある父娘の最期
その散り際の切ない美しさというEDへの収束
それと対比させることで
生駒と無名、ふたりの関係の前進が
それこそ本編で言う所の
生きるのに必要なモノ
とてもささやかなモノ
仄かに道を照らす約束、希望の灯火
その輝きをより印象付けてのカタルシスある視聴後感へとつながる
満足できる物語でした

そして
何より
恋する乙女全開な無名ちゃんが見れる
それだけでも見る価値は十二分にある(笑

ラストシーンなどにいたっては
無名ちゃんの良き友感にあふれたキューピッド役
鰍ちゃんと一緒にガッツリガッツポーズしたくなりましたわ^^

加えて
キャラの魅力という観点で行けば
80分という制限のある時間でしたが
その中で主役カップルふたりだけではなく
菖蒲と来栖だったり
巣刈と侑那だったり
彼らと生駒との信頼関係だったりと
甲鉄城メンバーのキャラがしっかり立っていて
「見たい」と思っていたシーンをしっかり押さえている当りは
卒がないというか流石

総じて
この作品の強み、魅力をしっかり理解した上で
80分の中にその強みが全部乗っけ切ったという印象でした

そんなこんなで
3年前の本編最終回記事でも描きましたが
結論は
無名ちゃん可愛いですね^^

甲鉄城が故郷へと帰る道程は
まだ少しあるようですし
また追加エピソードを見たいと思わせてくれる良作でした


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