届くまで―【アニメ この音とまれ! #7】
アニメ
この音とまれ!
第7話
知られざる音の葉
理解したいならひたすら向き合うしかない―

声は届かない
音は届かない
それはとても苦しくて悲しくて
それでも届けないなら
届けたい音を、言の葉を紡ぎ続けるしかない
真摯にひたすら向き合うしかない
そうすれば届くモノもきっとある
さとわが部活メンバーに黙っていた事
家元より破門を言い渡されていた事をネタに
サークルクラッシャー来栖嬢は筝曲部の人間関係を壊そうとするが…
第7話
家元であった父が亡くなり、重責を負った母とのすれ違いの果て
母への想いを伝えようとした演奏さえも届かず
箏を手放しそうになっていた、さとわ
幼いさとわが母親とすれ違っていく過程は俯瞰してみると
優しい時間との落差の辛さ
お互いに届いていなかった部分のせいで
よりこじれてしまっているのが分かるから
より切なさを感じましたね
一方
言ってもいない陰口を言った事にされ
私の言葉を信じて、ちゃんと話を聞いて、という言葉が届かなった
過去にクラスメイトとの友人関係を壊された来栖嬢もまたやりきれない感
ふたりが同じように過去の筝曲部の演奏を聞いて
その音の向こうに見えた優しい人間関係に「いいなぁ」と感じて
同じ場所で出会う事になった
一期一会というか、出会いの妙というかが暖かい
それはきっと箏部の他の面々にも言えることで
体調崩して寝込んでいたさとわのお見舞いを
成り行きにでする事になったチカの在り様にもも思う


孤立していた彼が箏部に入り
決してスマートといえない部分も時にあるけど
ぶっきらぼうながら優しい態度をとれる理由
スマートにいかないのは
まだまだ人間関係に未熟で
上手くやれない単純な不器用さから来ている面もあるのだろうけど
それ以上に
ありのままに肯定してもらえた事があるから
拒絶していたのに離れずにいてもらった事があるから
自分もそうありたいのだろう
その想いがあるからこその一歩相手に踏み込む勇気
そういった逡巡しながらも後ろに下がるのではなく前へ踏み出すのは
眼鏡部長・武蔵も同じか
というかチカの中のそういった気性は
武蔵が筝曲部に札付きだったチカの評判に惑わされずに
ありのままに受け入れてくれたからこそ
背中をおしてもらっている部分もあるのだろうなあ
そして
武蔵のその在り様も過去の先輩たちから受け継いだもので…
どんな過程を経て築いた関係かは知れねど
あれだけの暴言吐いた来栖嬢に
「ちゃんと話れくれれば、ちゃんと聞く」と言える事から
武蔵にとってのその関係から得たものの大きさもしれようという所でしょうか
更には
奇しくもその先輩たちとの姿が、演奏が
さとわを、来栖嬢を繋いだ
巡り巡ってが素敵


それぞれの真っ直ぐな気性を持っているけど
後悔や重圧で中々前に進めなかった子たちが
出会った事で一緒に前へ前へ
いい方向へ変わっていっている感
出会いの妙を感じられる当りが青春全開
学園部活モノの醍醐味だなぁ、などと感じた回でございました
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声は届かない
音は届かない
それはとても苦しくて悲しくて
それでも届けないなら
届けたい音を、言の葉を紡ぎ続けるしかない
真摯にひたすら向き合うしかない
そうすれば届くモノもきっとある
さとわが部活メンバーに黙っていた事
家元より破門を言い渡されていた事をネタに
サークルクラッシャー来栖嬢は筝曲部の人間関係を壊そうとするが…
第7話
家元であった父が亡くなり、重責を負った母とのすれ違いの果て
母への想いを伝えようとした演奏さえも届かず
箏を手放しそうになっていた、さとわ
幼いさとわが母親とすれ違っていく過程は俯瞰してみると
優しい時間との落差の辛さ
お互いに届いていなかった部分のせいで
よりこじれてしまっているのが分かるから
より切なさを感じましたね
一方
言ってもいない陰口を言った事にされ
私の言葉を信じて、ちゃんと話を聞いて、という言葉が届かなった
過去にクラスメイトとの友人関係を壊された来栖嬢もまたやりきれない感
ふたりが同じように過去の筝曲部の演奏を聞いて
その音の向こうに見えた優しい人間関係に「いいなぁ」と感じて
同じ場所で出会う事になった
一期一会というか、出会いの妙というかが暖かい
それはきっと箏部の他の面々にも言えることで
体調崩して寝込んでいたさとわのお見舞いを
成り行きにでする事になったチカの在り様にもも思う


孤立していた彼が箏部に入り
決してスマートといえない部分も時にあるけど
ぶっきらぼうながら優しい態度をとれる理由
スマートにいかないのは
まだまだ人間関係に未熟で
上手くやれない単純な不器用さから来ている面もあるのだろうけど
それ以上に
ありのままに肯定してもらえた事があるから
拒絶していたのに離れずにいてもらった事があるから
自分もそうありたいのだろう
その想いがあるからこその一歩相手に踏み込む勇気
そういった逡巡しながらも後ろに下がるのではなく前へ踏み出すのは
眼鏡部長・武蔵も同じか
というかチカの中のそういった気性は
武蔵が筝曲部に札付きだったチカの評判に惑わされずに
ありのままに受け入れてくれたからこそ
背中をおしてもらっている部分もあるのだろうなあ
そして
武蔵のその在り様も過去の先輩たちから受け継いだもので…
どんな過程を経て築いた関係かは知れねど
あれだけの暴言吐いた来栖嬢に
「ちゃんと話れくれれば、ちゃんと聞く」と言える事から
武蔵にとってのその関係から得たものの大きさもしれようという所でしょうか
更には
奇しくもその先輩たちとの姿が、演奏が
さとわを、来栖嬢を繋いだ
巡り巡ってが素敵


それぞれの真っ直ぐな気性を持っているけど
後悔や重圧で中々前に進めなかった子たちが
出会った事で一緒に前へ前へ
いい方向へ変わっていっている感
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