その孤独の祈りはまだ届くか？【アニメ キャロル＆チューズデイ #21】

自分の生まれから疑義をはさまれ
足元が崩れ精神が不安定になるアンジェラ
祈り、助けを求める先はタオ
タオは犯罪行為をものともせずハッキングにかかろうとしていた
それは相手の不幸を祈る、復讐か
かつてのキャロルのただ一人の親友アメル
火星から地球へと強制送還される彼が
最後に残した祈り
唯一の友へ、繋がりを願う祈り

火星全体で繋がりを断たれ
人々が孤独になっていく
重苦しい空気が広がっていく

そんな空気をキャロチューも感じていた
そんな空気を孕んだ世界に何かを投げかけたいと思った
そして
とりあえず祈ってみようと思う
自分たちに出来るただひとつの事
音楽で

そして
それはかつて自分たちを音楽へとつないでくれた憧れへと
繋がった

だから
きっとその祈りはまだ「おそすぎる」事はない
まだ届くはずだと
彼女たちは祈るのだろう
奏でるのだろう

第21話

キャロチューファーストアルバムの完成
グラミーの祭典へ向けて
憧れのクリスタルとの共演も決まり
自分たちの道を見定めたキャロチュー

対して地球と火星という異なる文化の断裂をはじめとした
おかしくなっているセカイを象徴するかのように
繋がりを絶たれるような窮地に立たされる
アンジェラやキャロル母たち

誰もが孤独の中で祈る
おかしくなった世界で
奏でるキャロチューの音楽は
それぞれ祈りは果たして世界に届くのか？

政治、信条や文化、生い立ちで
分断される火星の地で
試されるキャロチューの音楽
それが奏でるモノこそが
繋ぎ止めるモノこそが
キセキの7分間となるのか


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