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読んだ本(2019.10)

2019年10月読了本 まとめ
覚書代わりにペタリ


スレイヤーズ云十年ぶりで第3部開幕とか
この手の「懐かし」の作品再開ブームは
感慨深さあっていい所もあるけど
その度に年取ったなぁ感のダメージもw



10月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:881
ナイス数:25

スレイヤーズ17 遥かなる帰路 (ファンタジア文庫)スレイヤーズ17 遥かなる帰路 (ファンタジア文庫)感想
長編第3部開幕。オールドファンには待望というか感慨深い「外」の世界編。新しいキャラを迎えつつも筆致は先巻より変わらず良くも悪くも昔のままで2部からの3部としても違和感はないライトに読めるノベルらしさは健在。その辺り支えるのは物語の詳細は思い出せずとも想いだせるキャラ造形や今や古典源流ともなった一時代を築いた魔族や呪文をはじめとしたファンタジー世界観あればこそというところでしょうか
読了日:10月19日 著者:神坂 一
虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)感想
妖という世間的には虚構の存在からの相談の解決の為に真実の上に、辻褄の合った都合の良い虚構の論理を積み上げる、虚構推理シリーズの五編から成る短編集。元々切り口の面白さがある作品設定のところに、イロモノ的な問題提起から始めたり、語り手の視点を変えたりと五編それぞれ一辺倒の色になっておらず、めでたしめでたしでは終わらない結末含め面白い。その上でこの著者さんらしく積み上げる論理もしっかりしており、膝を打つ虚構が積み上げられる様にはこのシリーズらしいカタルシスがありました
読了日:10月11日 著者:城平 京
プリティが多すぎるプリティが多すぎる感想
ローティーン女性ファンション誌へ望まぬ異動をくらった新米男性編集者の奮闘と彼の目線から描かれる十代モデルたちと彼女たちを輝かせるプロたちのお仕事物語。プロだからこその厳しさ、苦さの要素と関わる人たちの情熱など前向きな要素の描き方のバランス感覚がよく、本気で取り組めば、本気と出会える、手に入るモノがあるという何やかんや元気をもらえる読後感がよい。著者の作品は本屋勤めの物語だったり等をいくつか読んでいますが、お仕事の現場のバックヤードを覗く雰囲気の描写が巧く世界観に引き込まれます
読了日:10月11日 著者:大崎 梢

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