素顔を覗き込んで【アニメ 歌舞伎町シャーロック #4】

もも太郎の被り物をしたバンド
ライブ直前に銭湯でひと風呂浴びている間に
メンバーのひとりもも太郎が消えた
果たして彼の行方は
第4話

素顔が分からない中での入れ替わりトリックは基本

モリアーティとシャーロックの関係性を少しだけ御開帳
落語家を目指していたシャーロック
師匠から見放されたところで出会ったモリアーティ
それぞれに訳ありだろうが
その奇妙な縁をお互いきっと悪くは思っていない
少なくともモリアーティ少年は
この距離感を悪く思っていないのだろう
もしかしたら遠くない将来崩れるかもしれない距離感
という予感もあるのかもしれない
だからこそ
その距離感の中に入り込んできたワトソンを見定めようとしているのか

人を寄せ付けなかったシャーロックの懐に
何のかんので入りこんだワトソンを
企みがあっての人物なのかどうか

結果は「ただの裏表のないお人好しだから」だった
だからモリアーティ少年もまた
ワトソンをまたもう少しだけ受け入れるように
好ましく思うようになったのかもしれない

そんな3人の関係性のまたひとつの変化を描いた
エピソードでしたでしょうか


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