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〝半ひきこもりさん〟なわたしの二次元への日々の沈みっぷりを気まぐれに

読んだ本(2020.8)

2020年8月読了本 まとめ
覚書代わりにペタリ

半年ぶりに読書した感の8月
例によって体調崩して身動き取れない状態にならないと
読むところまで行かないのが如何ともですが

今月読んだ中では
青春小説側面も強い日常の謎系寄りミステリ
似鳥鶏「名探偵誕生」「彼女の色にとどくまで」が
人にお勧めしたい感じでした



8月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2686
ナイス数:39

Hello,Hello and Hello ~piece of mind~ (電撃文庫)Hello,Hello and Hello ~piece of mind~ (電撃文庫)感想
本編で細かく語られなかったエピソード、キャラの想いを補完する番外編。本編を楽しめたのなら本編のsideB的な話と同窓会気分が楽しめるちょっと未来のエピローグで構成されているので、本編の記憶が薄れる前に連続読み推奨。本編でも感じたが和らな雰囲気ある文章作りと掌編から短編程度の長さの中での切ない物語を作るのが巧い印象を再認。一方で雰囲気づくりの為に文章がフワフワしている感があるので人によっては読みにくさがあるかも。
読了日:08月19日 著者:葉月 文
Hello,Hello and Hello (電撃文庫)Hello,Hello and Hello (電撃文庫)感想
一週間ラバーズ、椎名「ユキ」の消失。1週間毎に世界からその存在をなかった事にされてしまう少女の4年間の本当だったら、ありふれたつまんない恋。世界で一番幸福な恋のホワイトアルバム。不倶戴天の敵も一生ものの親友も作れない彼女が積み上げた恋の時間。特殊設定ありきの雰囲気作品で整合性や大きなカタルシスを伴う奇跡を期待すると肩透かしだが、淡い想いを長年かけて積み上げる切ない恋の物語の雰囲気感を作る点に一点突破で構成されており、雰囲気のよい作品だった
読了日:08月19日 著者:葉月 文
名探偵誕生名探偵誕生感想
綺麗で聡明な名探偵である隣のおねーちゃんへの初恋のはじまりと終わりまで、ミステリと共に彩られた少年の成長の10年間を描く青春物語。ワトソン役である少年みーくんがおねーちゃんの背中を追い、真っ直ぐな青さを失うことなく育っていく姿が実に清々しい。キラキラしていて甘酸っぱくもあり切なくもあり、でも、その相手を想う心は自身を成長させれくれる、最後に彼の選んだ「終わり」も含めて良い恋したと振り返れるであろう彼の初恋の時間が美しかった。どうか彼に幸福を。
読了日:08月19日 著者:似鳥 鶏
むすぶと本。 『さいごの本やさん』の長い長い終わりむすぶと本。 『さいごの本やさん』の長い長い終わり感想
店長の急死により閉店する事となった老舗書店の最期の一週間。この場所に想い出をもつ客たちが懐かしい本や人と再会。在りし日を偲んだり、燻った気持ちに区切りをつける切なさと暖かさある本屋さんの物語。全編にあふれる本、書店への愛、ノスタルジーが心地よい。ただ本屋を舞台とした群像劇的な側面で綺麗な物語なので、個人的には本と話せる少年むすぶといったファンタジー部分は今作においてはノイズになっている印象。「むすぶと本」シリーズではなく、ファンタジー部分をカットした独立した物語の方がより綺麗に纏まった気も。
読了日:08月18日 著者:野村 美月
彼女の色に届くまで (角川文庫)彼女の色に届くまで (角川文庫)感想
画家として天賦の才を持つ少女・千坂と画商の息子・緑くんの出会いから彼女の真実に届くまでの日常の謎ミステリと共に彩られた数年間を描く。微笑ましい二人の距離に青春恋愛モノの側面で楽しませてもらった。緑君と友人・風戸、千坂の3人がメインだが、そのコミカルさもある掛け合いからは彼らの変人だけど真っ直ぐな気性が感じられて心地よい。また才を持つ者との壁への悩みを持たざる者である緑くん側から描くが、彼が悩みつつも決して腐らない好感の持てる人物であるからこそ千坂とのその関係性をいつまでも見守りたいと思わせる魅力があった
読了日:08月18日 著者:似鳥 鶏
本バスめぐりん。 (創元推理文庫)本バスめぐりん。 (創元推理文庫)感想
移動図書館の新人運転手に定年退職後になったごく普通のおじさんといったテルさんと体育会系の元気溢れる司書のウメちゃんのコンビによる移動図書館の日常を巡るハートフルミステリ短編集。本に纏わるお仕事系小説、ミステリを得意とする筆者らしく、そこに関わる人々から描きだすゆったりとした時間の流れを感じる移動図書館の日常はさすがの空気感。雨の日も晴れの日もたくさんの本と共にそこにある移動図書館。ちょっとしたノスタルジー感と共にそれが変わらずにそこにあってほしい、そんな気持ちを喚起させられる一作でした
読了日:08月16日 著者:大崎 梢
SSSS.GRIDMAN NOVELIZATIONS Vol.1: ~もう一人の神~ (ガガガブックス)SSSS.GRIDMAN NOVELIZATIONS Vol.1: ~もう一人の神~ (ガガガブックス)感想
アニメ中盤からのifストーリー。続き前提第1巻。キャラの描写の仕方等を考えるとアニメ視聴済前提の作品。本家キャラの雰囲気はきちんと出ている、新しい謎を含んだストーリーでアニメファンなら十分楽しめるが、純粋な描写力や構成は淡々としており、序盤は退屈な文章になっている感あり
読了日:08月14日 著者:水沢 夢
入社3年目までに必ず身につけておきたい仕事のこと34 (自己啓発)入社3年目までに必ず身につけておきたい仕事のこと34 (自己啓発)感想
歯科医師。経営コンサルタント。社会人としてのマインドをまず身に着けなさい。「自責」で物事を考える。どうすれば他者への貢献が出来るようになるかのマインドと実行。その繰り返しの中に社会人としての「自分のための自分」を見つける。滅私奉公をマインドにより奉私奉公に変える。
読了日:08月14日 著者:井上 裕之
むすぶと本。 『外科室』の一途 (ファミ通文庫)むすぶと本。 『外科室』の一途 (ファミ通文庫)感想
本の声が聞こえる少年が本の求めに応じて行き場を失った本に纏わる物語の背中を押す本の為の物語。本を介した切なくも美しい物語をメインディッシュにコミカルなモノを含む5編の短編集。筆者お得意のネタであろう事が伺え、物語としては綺麗で程よい読み応えがある。一方で主人公の在り方が見方によってはある種、狂人的で人として欠けていると取れなくもなく、今巻だけでは魅力に乏しい。伏線は散りばめられているので彼をどう描くかで作品として魅力がまた変わると思うが、シリーズとしてその核心を引っ張ると核心に届く前に打ち切られる懸念も
読了日:08月12日 著者:野村 美月

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[ 2020/09/01 22:04 ] | TB(0) | CM(0)
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