だから、大事にしたいと心から―【この音とまれ! 23(ジャンプコミックス)】
この音とまれ!
第23巻
箏をひく高校生たちの青春部活モノ
ど真ん中ストレートな展開に
ひとりひとりのキャラクターがしっかりと描かれる群像劇的なよさが
青くて熱いお勧め作品
誰も彼もが互いを思い合い
大事にしたいと不恰好でも最善を尽くしていく
それを感じられるから
大事にしたいと心から想いと行動があふれる
以下23巻ネタバレアリ
大事にしていいんだよ
思春期らしいともいえる
どこかしら世界に居心地の悪さを感じていたりしたからこそ
自分の居場所
大切にしたい場所と感じられるようになった
筝曲部での時間の為に
誰かを想い、迷いながらも自身の最善を尽くそうとする
部員それぞれの行動と想いが熱い
23巻はここ数巻、迷いの中にありつつも
確実に前進してきた想いのいくつかの結実を垣間見れる
胸アツ巻でございました
前半は
さとわとちか
お互いを大切に思い
自身にコンプレックスがあるからこそ
踏み込めなかったり
自己嫌悪に陥ったりするふたりだけど
お互いへの想いや
自身への向き合い方がどこまでも真摯で
そのお互いに向ける想いのまっすぐさ
クラスメイトに向けて
心から「尊敬しています」といえるちかも
言われるだけのさとわもホント素敵ですわぁ
そんな
さとわとちかの関係性が尊くて震えましたね
今エピソードのクライマックス
箏で追いつてやる、と言っていたちかへの
さとわが言葉にした「追いついて」の尊さよ;つД`)
すっかり丸くなったさとわママをはさんで
相手の想いを知るシチュエーションも好みでほっこりしました^^
そして
そんなふたりの恋愛模様を、さとわの背中を優しく押すヒロ先輩の可愛さよ^^
かつて自分が涼香先生に背中を押してもらった言葉をさとわへ
この先生、センパイ、そして後輩への流れがホント綺麗
更にそこからのヒロ自身の恋心の可愛さが際立つ
倉田部長とのやり取りとか、もう(>_<)
そんな前半から後半は
一歩引いた感あった1年生・百谷くんが
ついにここまで仲間に寄り添えるようになったかな展開がまた熱かった
性格的に仲良しこよしができない的な冷めた態度で一線引いていた彼が
自分が本当に望んでいた人との距離感や
自分らしいやり方で関わり方に気づいていた流れは
登場時から長い時間かけて描かれてもどかしい時もあっただけに
部の中での彼の立ち位置がひとつのカタチに辿りついた今巻のシーンは
中々にくるものがありましたね
そんな生徒たちを支える先生ズも
少ないながらも存在感あるシーンがあるのがこの作品の面白さ
晶せんせの実家での家族関係の前進や
筝曲部の課題に対して涼香先生への相談時の
熱血だけど新米教師感ある
「待ち」ができる心憎い涼香先生とのやり取りだったりとか
細部にわたるまでキャラ描写が抜群
新入生が増えたりとキャラが増えても
見せ場がない、不要なキャラがいない凄さよ
今巻も多くのキャラの魅力的なシーンに溢れた
ナイス青春部活群像劇な物語でした
そして、引きは
またひとつ部としてレベルアップしていく
駆けあがっている感ある引きだったので
次巻がまた楽しみです
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思春期らしいともいえる
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部員それぞれの行動と想いが熱い
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さとわとちか
お互いを大切に思い
自身にコンプレックスがあるからこそ
踏み込めなかったり
自己嫌悪に陥ったりするふたりだけど
お互いへの想いや
自身への向き合い方がどこまでも真摯で
そのお互いに向ける想いのまっすぐさ
クラスメイトに向けて
心から「尊敬しています」といえるちかも
言われるだけのさとわもホント素敵ですわぁ
そんな
さとわとちかの関係性が尊くて震えましたね
今エピソードのクライマックス
箏で追いつてやる、と言っていたちかへの
さとわが言葉にした「追いついて」の尊さよ;つД`)
すっかり丸くなったさとわママをはさんで
相手の想いを知るシチュエーションも好みでほっこりしました^^
そして
そんなふたりの恋愛模様を、さとわの背中を優しく押すヒロ先輩の可愛さよ^^
かつて自分が涼香先生に背中を押してもらった言葉をさとわへ
この先生、センパイ、そして後輩への流れがホント綺麗
更にそこからのヒロ自身の恋心の可愛さが際立つ
倉田部長とのやり取りとか、もう(>_<)
そんな前半から後半は
一歩引いた感あった1年生・百谷くんが
ついにここまで仲間に寄り添えるようになったかな展開がまた熱かった
性格的に仲良しこよしができない的な冷めた態度で一線引いていた彼が
自分が本当に望んでいた人との距離感や
自分らしいやり方で関わり方に気づいていた流れは
登場時から長い時間かけて描かれてもどかしい時もあっただけに
部の中での彼の立ち位置がひとつのカタチに辿りついた今巻のシーンは
中々にくるものがありましたね
そんな生徒たちを支える先生ズも
少ないながらも存在感あるシーンがあるのがこの作品の面白さ
晶せんせの実家での家族関係の前進や
筝曲部の課題に対して涼香先生への相談時の
熱血だけど新米教師感ある
「待ち」ができる心憎い涼香先生とのやり取りだったりとか
細部にわたるまでキャラ描写が抜群
新入生が増えたりとキャラが増えても
見せ場がない、不要なキャラがいない凄さよ
今巻も多くのキャラの魅力的なシーンに溢れた
ナイス青春部活群像劇な物語でした
そして、引きは
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