【二次元的今年を振り返る2020】コミック編
2020年印象的だったものを振り返り
コミック編
毎年恒例、年末年始の記事数かせぎ
…が間に合わなかったので年明けですが簡易版的に
とりあえず思いつくままに
2020年の1年読んだ中で印象的だった作品
(個人的今年読んだ、なので発刊が昔のものも含んでます)
順不同羅列にてご紹介
2020年も継続で読んでるシリーズ物が大半で
それも数が減ってきた印象
年齢と共に気づかぬうちにアンテナが下がっていくのは避けたい所なので
2021年はもう少し手広く生きたい所存です


かぐや様は告らせたい
プライドが高くて素直になれずこじらせた
生徒会に属する会長・御行と副会長・かぐや
ふたりの相手に告らせるという
恋愛頭脳戦という名の
アホな恋愛駆け引きの短編ネタコメディ
コメディパートで
キャラクターのライト面を積み上げていく中で
間には真摯な成長物語、恋愛ストーリーも
それがよい緩急を生んでいる予想以上に素敵なラブコメ
2021年は白銀×かぐやのひとつの決着や
石上君の成長や彼に関わる人たちの青臭いやり取りや
変化がきゅんとくる青春ど真ん中が響くエピソードが多く毎巻楽しませてもらいました
2期アニメも期待通りの出来で青春が加速するエピソードに突入するであろう
3期も期待する2021年も注目の1作です
▼感想記事
世界にほんの少しの優しさと、正しさを【かぐや様は告らせたい20(ヤングジャンプコミック)】
秀知院学園生徒会は青春したい【かぐや様は告られたい(ヤングジャンプコミック)】
<アニメ>
分かちあう尊きいつも通りはまだまだ続く―【アニメ かぐや様は告らせたい? #12(終)】
ふたりだけの危ないゲーム!【アニメ かぐや様は告らせたい #1】
花園メリーゴーランド


全5巻完結(2001~2003)
閉鎖された村文化が残る陸の孤島に迷い込んだ少年が経験する耽美、サスペンス
性に関する自分の中の常識が壊されて行く思春期少年の焦燥や
レトロな重苦しい村の閉鎖感がよく表現されている
ラストの余白あるエンディング含めて印象に残る作品
この音とまれ!


御箏の部活動をテーマとした
高校音楽部活動青春物語の傑作
王道で熱い作品
既刊23巻
新1年生を迎えて目指す全国大会への道編
いよいよ大会も近づき、一筋縄ではいかない青春を
まっすぐに駆け抜けようとする
不器用だけど心根真っ直ぐなキャラクターの姿が相変わらず熱い
2年目だからこそのいつか誰かにもらった言葉を
次の誰かへ渡してそれが繋がりを強めていく描写も増えて
盛りあがり最高潮の作品です
気が早いですが全国大会編完結のアカツキには
アニメ化2期もいつか期待したいなぁ
▼関連記事
だから、大事にしたいと心から―【この音とまれ! 23(ジャンプコミックス)】
同じ時間を過ごすなら【この音とまれ! 19(ジャンプコミックス)】
とどけ!【この音とまれ! 13(ジャンプコミック)】
<アニメ>
新しい季節に繋がった【アニメ この音とまれ! #1】
一生好きってゆったじゃん


結ばれることのなかった初恋の人。
憧れ続けた同級生。なりたかった理想の自分。
永遠に届かないあなたに恋をしてしまった私たちは
戸惑い傷つき失いながらも、自分だけの答えを求め彷徨うーー
『クズの本懐』の横槍メンゴが贈る7編の青春オムニバス
純度の高い想いはとてもても綺麗なモノになる事もある
一方でとてもとても性質の悪い毒になる事もある
片想い、偏愛、倒錯、狂気
そんな危うい感情まで達してしまった
恋だったり、崇拝だったりの一方通行を描いた短編集
手が届かない、かったけど
捨てられない、自覚的にあるいは無自覚に
どれも心を抉るような切なさやえぐみがあって
読後噛みしめたくなるモノが残る
素晴らしい短編集でございました
▼感想記事
一生ひきずる程に鮮烈な【一生好きってゆったじゃん(ビックスピリッツコミック)】
すべての人類を破壊する。それらは再生できない。


神納はじめは、仲の悪い学校の優等生・沢渡慧美と、
流行のカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」を通じて、交流を深めるが……!?
世紀末90年代後半を舞台に描かれる
痛々しさ溢れるもノスタルジックな青春グラフティ
カードゲームも含め時代描写はフレーバーであり
この物語の主体は
イタイけど積極性はある眼鏡オタクくんと
優等生とを演じ分けている隠れオタク美少女と
カードゲームショップでの時間という秘密を共有する事から始まって
自転車二人乗りしてみたり
あくまでベタベタの定番展開の古典青春ラブコメ
思わせぶりなセリフ回しから何から何まで
厨二の妄想を覗くような痛々しさに全編溢れている
いわゆる「ボクの考えたサイコ―の青春時代」みたいなノリで
今の子には刺さらないであろう作風
されど
だからこそ90年代にオタク寄りの青春時代を送っていた人間には
各々が勝手にそこに懐かしさを見出してしまうのではないかと思う
そんなピンポイントの読者を狙い打とうとして
評価がはっきり分かれる作品といった印象でした
そんな訳で現状未完の為、最終的な評価は変わるかもしれませんが
90年代後半青春にノスタルジーの香りを感じる人であれば
一読してみてもらいたい作品です
▼関連記事
続いてほしいと願うから【すべての人類を破壊する。それらは再生できない。6(角川コミック)】
あの頃は夢と絶望で溢れていた【すべての人類を破壊する。それらは再生できない。(角川コミックス)】
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コミック編
毎年恒例、年末年始の記事数かせぎ
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とりあえず思いつくままに
2020年の1年読んだ中で印象的だった作品
(個人的今年読んだ、なので発刊が昔のものも含んでます)
順不同羅列にてご紹介
2020年も継続で読んでるシリーズ物が大半で
それも数が減ってきた印象
年齢と共に気づかぬうちにアンテナが下がっていくのは避けたい所なので
2021年はもう少し手広く生きたい所存です
かぐや様は告らせたい
プライドが高くて素直になれずこじらせた
生徒会に属する会長・御行と副会長・かぐや
ふたりの相手に告らせるという
恋愛頭脳戦という名の
アホな恋愛駆け引きの短編ネタコメディ
コメディパートで
キャラクターのライト面を積み上げていく中で
間には真摯な成長物語、恋愛ストーリーも
それがよい緩急を生んでいる予想以上に素敵なラブコメ
2021年は白銀×かぐやのひとつの決着や
石上君の成長や彼に関わる人たちの青臭いやり取りや
変化がきゅんとくる青春ど真ん中が響くエピソードが多く毎巻楽しませてもらいました
2期アニメも期待通りの出来で青春が加速するエピソードに突入するであろう
3期も期待する2021年も注目の1作です
▼感想記事
世界にほんの少しの優しさと、正しさを【かぐや様は告らせたい20(ヤングジャンプコミック)】
秀知院学園生徒会は青春したい【かぐや様は告られたい(ヤングジャンプコミック)】
<アニメ>
分かちあう尊きいつも通りはまだまだ続く―【アニメ かぐや様は告らせたい? #12(終)】
ふたりだけの危ないゲーム!【アニメ かぐや様は告らせたい #1】
花園メリーゴーランド
全5巻完結(2001~2003)
閉鎖された村文化が残る陸の孤島に迷い込んだ少年が経験する耽美、サスペンス
性に関する自分の中の常識が壊されて行く思春期少年の焦燥や
レトロな重苦しい村の閉鎖感がよく表現されている
ラストの余白あるエンディング含めて印象に残る作品
この音とまれ!
御箏の部活動をテーマとした
高校音楽部活動青春物語の傑作
王道で熱い作品
既刊23巻
新1年生を迎えて目指す全国大会への道編
いよいよ大会も近づき、一筋縄ではいかない青春を
まっすぐに駆け抜けようとする
不器用だけど心根真っ直ぐなキャラクターの姿が相変わらず熱い
2年目だからこそのいつか誰かにもらった言葉を
次の誰かへ渡してそれが繋がりを強めていく描写も増えて
盛りあがり最高潮の作品です
気が早いですが全国大会編完結のアカツキには
アニメ化2期もいつか期待したいなぁ
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永遠に届かないあなたに恋をしてしまった私たちは
戸惑い傷つき失いながらも、自分だけの答えを求め彷徨うーー
『クズの本懐』の横槍メンゴが贈る7編の青春オムニバス
純度の高い想いはとてもても綺麗なモノになる事もある
一方でとてもとても性質の悪い毒になる事もある
片想い、偏愛、倒錯、狂気
そんな危うい感情まで達してしまった
恋だったり、崇拝だったりの一方通行を描いた短編集
手が届かない、かったけど
捨てられない、自覚的にあるいは無自覚に
どれも心を抉るような切なさやえぐみがあって
読後噛みしめたくなるモノが残る
素晴らしい短編集でございました
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一生ひきずる程に鮮烈な【一生好きってゆったじゃん(ビックスピリッツコミック)】
すべての人類を破壊する。それらは再生できない。
神納はじめは、仲の悪い学校の優等生・沢渡慧美と、
流行のカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」を通じて、交流を深めるが……!?
世紀末90年代後半を舞台に描かれる
痛々しさ溢れるもノスタルジックな青春グラフティ
カードゲームも含め時代描写はフレーバーであり
この物語の主体は
イタイけど積極性はある眼鏡オタクくんと
優等生とを演じ分けている隠れオタク美少女と
カードゲームショップでの時間という秘密を共有する事から始まって
自転車二人乗りしてみたり
あくまでベタベタの定番展開の古典青春ラブコメ
思わせぶりなセリフ回しから何から何まで
厨二の妄想を覗くような痛々しさに全編溢れている
いわゆる「ボクの考えたサイコ―の青春時代」みたいなノリで
今の子には刺さらないであろう作風
されど
だからこそ90年代にオタク寄りの青春時代を送っていた人間には
各々が勝手にそこに懐かしさを見出してしまうのではないかと思う
そんなピンポイントの読者を狙い打とうとして
評価がはっきり分かれる作品といった印象でした
そんな訳で現状未完の為、最終的な評価は変わるかもしれませんが
90年代後半青春にノスタルジーの香りを感じる人であれば
一読してみてもらいたい作品です
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