風呂敷は広げてみたモノの…【アニメ ゴジラS.P全13話】

1話の思わせぶりな始まりからすると
風呂敷を広げた割には
終わりに至る中で
何を主として見せたかったのか
伝わってこなかったかなぁ

「ゴジラ」を冠して昔ながらの怪獣映画の魅力を
アップデートしてアニメで魅せたかったのか
「ゴジラ」をネタにSFパニック映画をしたかったのか
ユンとメイという面識のないふたりの天才が
SNS上でつながりながら世界の破滅に立ち向かうのが主だったのか…
終わりCパートのカットが更にその辺りのモヤモヤに拍車

全話終わって振り返ってみると
全体的に魅せたいモノが整理されていなくて
ごちゃごちゃしてしまった印象
残る物がなかった感じ
怪獣大暴れとかのカタルシスもあまりなかったし
う～ん…

個人的には
3話過ぎくらいまでの
ジェットジャガーがまだポンコツさを残していたり
ユンが一緒にラドンに襲われた弓道JKとかぶら矢で起死回生したり
メイとSNSでやり取りしながら、主体的に謎に迫ろうとしたりと
人の力で超常の力に対抗しようと試行錯誤している当りが
ワクワク感含めてピークだったでしょうか

全話通してみれば
怪獣映画として楽しめる可能性もあるかなぁ…


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