そのように運命は扉を叩いた【アニメ takt op.Destiny #2】

本当に聴いてくれる人が誰もいなくなったとき
それでもアンタは弾き続けられるの？

音楽家の親を失い
その絆を、記憶を、音楽で繋ぎ続けた
そんな彼の全てだった音楽は
ずっと聞き続けてきた存在も含めて存在しうるモノだったからか
幼馴染を失ったとき
彼が叫んだ望みは
代えがたき聴き手を繋ぎ止める事は
叶ったのか、叶わなかったのか

第2話
タクトとコゼット
異形Ｄ２と戦うチカラを手に入れた転生までの顛末
その回顧編

悲愴や運命、分かりやすい符号を用いながら
満たされる何かがあった暖かな日々と
その終わりを描く
個人的にはよい意味で分かりやすい展開で
スッと素直に見れましたでしょうか

外界との繋がりを断ち、ピアノ一辺倒だったタクトに対して
明るく花のある幼馴染コゼットとのやり取り
定番ですが、雰囲気よく描かれていましたでしょうか


そんな日々の果て
内に閉じこもっていたタクトの表情が
コゼットとの連弾の中で
活き活きとしたモノとなったところからの
希望の喪失





そんな過去を経たタクトにとって
劇中コゼットが口にした悲愴の解釈で言えば
時間戻って現代の時は
絶望の今なのか否なのか
絶望であるとすれば
微かに見いだされる希望はあるのかないのか

そして
それはタクトとコゼットから
少し引いた位置で描かれていた
コゼットの姉であるアンナにとっては
どんは意味を持った日々とその終わりだったのか

といった所を思いつつ
今、ニューヨークを目指している理由等等
次に明かされる伏せられている背景を待ち望む
な第2話でいございました


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