此処にはもう何もなく【アニメ takt op.Destiny #3】

どうせここには
もう何もない―

彼が奏でるべきピアノも
彼が届けるべき聴き手も

化物ごと家を吹き飛ばされた時、発した言葉
それは諦観か
囚われず前進するための意志ある言葉だったか
「これ以上僕から何も奪わせない」
というタクトの胸中は色々と割り切れないモノで
溢れてもいたのでしょうか


幼馴染のコゼットから
音楽に群がる化物・Ｄ２を殲滅する存在
ムジカート・運命への変貌

襲いくるＤ２を殲滅しようとするも
自分たちの力を御しきれない
タクトと運命は力尽き、絶対絶命の最中
もう一組のコンダクターとムジカート・巨人が現れて―

物語がまず進む方向が示される
旅立ちの第3話

コゼットから運命への覚醒
初陣からの燃料切れ的にピンチ
そこにやってきたのが
ムジカートとは何ぞやを知る
タクトたちの当面の相談役となりそうな
お姉の入ってそうなナイスガイ・レニーと
幼さ滲む無邪気な喋りが特徴的なムジカート・巨人


レニーのムジカートに覚醒すると
新しい人格に生まれ変わるという説明に
コゼットの死を受け入れつつ、状況把握と前進の模索を始めるタクトと
コゼットの死を拒絶し、取り戻す可能性に縋ろうとするアンナ
胸中にある想いにズレはありつつも
レニーの話から
通常とは異なる覚醒をした為に
不安定な運命を治す為
ムジカートの研究施設のあるニューヨークを目指す事を決める


という所で
第1話の旅路に繋がっていくのでしょうが
レニーと巨人は1話時点では共にいなかったのは
穏便な別れの後だったのか
不穏な出来事があったのか

ここに希望がない事だけは分かっている
だから手探りでも進まなくてはならない
色々な不安と不穏を感じながらも
といった所でしょうか


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