割り切った一点集中突破なコンセプト

本編のお約束な萌要素はいつも通りの安定感。
思わず口許が緩む微笑ましさ満載で
楽しめた。

一方、ドラマＣＤのノベル版である
おまけは見事タガが外れていた。
エロゲ、声優ネタ全開で
普通のラノベでやったら
キャラ崩壊モノのテキストなのだが、
ことこの作品においては良くも悪くも
許容できる範囲な気がしてしまうのがすごい。
そういうキャラ造形がこの作品の独自性かつ
強みなのだろうと改めて感じた。

ただこの辺は諸刃の剣な部分も大きく
個人的にはもう少し
暴走にブレーキをかけて
初期の頃の友達づくりに
コンプレックスを
抱えた少年少女の青春モノという
側面を強めた方がより広いターゲット層を
狙える気もするのだが







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