さあ、さあ、手に汗握る冒険活劇がはじまるよ
![]() | アリス・イン・ゴシックランド 霧の都の大海賊 (角川スニーカー文庫) (2011/04/28) 南房 秀久 商品詳細を見る |
19世紀末、霧煙る魔都ロンドン。
シャーロックホームズの妹を相棒とし
スコットランドヤードの貴族刑事である主人公が
大英帝国転覆を謀る悪漢相手に
立ち回る冒険活劇。
シャーロックホームズの生きるロンドンという
世界観をしっかり構築。
その世界の中でキャラがいきいきと
動き回る冒険活劇という言葉が
しっくりと来る作品。
以下は若干ネタバレ含みで
所感をつらつらと
辻馬車、ビックベン、スコットランドヤード、
切り裂き魔、マザーグース。
地名や生活様式などの小道具を用いての
世界観構築がうまい。
その中でキャラをいきいきと
描けておりテンポが非常によい。
背反としてストーリーとして
ひねりが薄く
物足りなさを感じる可能性は
あるかもしれない。
読んでいてふと感じたのは
作品の雰囲気として
宮崎駿のアニメ 名探偵ホームズ
不思議の海のナディア
といった一昔前の
冒険活劇としてカテゴリされたアニメと
似ているなということ。
そういったテンポのよい
冒険活劇が好きなら
一読の価値あり。
ラストはやや重めの設定で
次回へのひきとなっており
これをどう転がしていくかで
作品の印象もまた大きく変わりそう。
そういう点も含めて
総合的には
次巻も楽しみな作品。



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切り裂き魔、マザーグース。
地名や生活様式などの小道具を用いての
世界観構築がうまい。
その中でキャラをいきいきと
描けておりテンポが非常によい。
背反としてストーリーとして
ひねりが薄く
物足りなさを感じる可能性は
あるかもしれない。
読んでいてふと感じたのは
作品の雰囲気として
宮崎駿のアニメ 名探偵ホームズ
不思議の海のナディア
といった一昔前の
冒険活劇としてカテゴリされたアニメと
似ているなということ。
そういったテンポのよい
冒険活劇が好きなら
一読の価値あり。
ラストはやや重めの設定で
次回へのひきとなっており
これをどう転がしていくかで
作品の印象もまた大きく変わりそう。
そういう点も含めて
総合的には
次巻も楽しみな作品。



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