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〝半ひきこもりさん〟なわたしの二次元への日々の沈みっぷりを気まぐれに

届かないからこそ【神のみぞ知るセカイ 19 (少年サンデーコミックス)】

神のみぞ知るセカイ 19 (少年サンデーコミックス)神のみぞ知るセカイ 19 (少年サンデーコミックス)
(2012/10/18)
若木 民喜

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女神編ついに完結
表紙とオーラスのちひろのアップが
今巻の全て
読み終わった後だと
表紙の彼女の笑顔に目頭熱くなります

色物ラブコメとして始まりながらも
その色物だからこそを活かして描かれた
どうしようもなく切ない初恋のカタチ
お見事でした


届かないからこそ
どうしようもなく胸に深く刻まれる
その切なさこそが初恋

物語の表ともいえる
一番初めの攻略ヒロイン歩美
落とし神としてぶれることのない桂馬の
ドタバタラブコメのやり取りも
「らしく」てよかったですが
その裏でのちひろと桂馬のやり取りが
ホントに切なすぎでしたね~(゚´Д`゚)

桂馬にせよ、ちひろにせよ
どうしようもなく意地っ張りで
もう一歩を踏み出せない臆病さもあって

歩美の背中を押す役に徹したちひろ

自分の本当の気持ちに気づいてしまった時
同時に自分が事の関係者でないことを
突きつけられてしまう現実

ちひろが桂馬に残した
「バイバイ」の言葉に込められた想いが痛いです
そして、学園祭ライブでのクライマックス

モブキャラから攻略対象にレベルアップ
そして、攻略とは無関係に
桂馬に恋をした存在へ

思えば初攻略時(4巻)桂馬にリアルについて
改めて考えさせるという展開以降
ちょこちょこと脇で登場

口の悪さとその普通さ故に
軽薄とも感じる言動から
あまり好感が持てないその他大勢だったはずが
いつの間にやら
大きな存在感を持つまでに
本当に成長著しさを感じられる
見事な流れとなりました

初攻略時
平凡な自分から変わりたい
光りたいと言っていた彼女が
自分なりの歩みで
輝くステージに立てたとき
女神とは無関係
すわ平凡な存在だったからという壁によって
初めての恋が届かないモノだと
打ちのめされてしまうというのは
皮肉とも言えるけれど
彼女が歌ったように
それゆえに
どうしようもなく純粋で愛しい記憶として
より深く刻まれる

何とも目頭が熱くなりましたです

一方の桂馬にとっても
落とし神としてではなく
桂木桂馬として好意を寄せられた相手
こちらも勝手の違いからか
他のヒロイン相手とは違い
素の部分、随分と弱音を引き出されてきました
極めつけの「バイバイ」の後
文化祭の終わり
ただひとりでの
桂馬の独白「ちひろ、ごめん」がまた切ない

攻略という理由が
ふたりのきっかけをつくる一方で
攻略という理由が
想いをすれ違わせる
踏み込むことを躊躇わさせた
ままならないものです

女神編
最終的には
歩美が正ヒロイン
ちひろが裏の真ヒロインといったところでしょうか
丸戸史明作品を筆頭とした
ギャルゲの構成を思わせる
「神のみ」らしいクライマックスでした
ここまで胸アツ作品になるとは
始まった当初はホント想像できなかったですね~

さてさて
まだ最終回ではないようなので
次巻からはどういう流れになっていくのか
果たしてちひろさんに幸は訪れるのか
桂馬さんのありように変化は起きてしまうのか
次巻が待ち遠しい限りです

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[ 2012/10/19 23:59 ] コミック 少年・青年 | TB(1) | CM(0)
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