ジャンプ式スポーツのいろは【クロガネ 7 (ジャンプコミックス)】

インターハイ前の夏合宿
いきなり始まる時間制限付き登山に
１万本立会い
実にジャンプな特訓展開です

さらに主人公ヒロトと同じ
途絶えたはずの桜一刀流を振るう
上手なライバル・刀条真の登場
手痛く負ける展開と

大きな大会前のお約束の前哨戦回でした

個人的にはヒロトが真に負けた後
誰の手も借りず
自分で答えを見つけ
立ち上がったのはポイント高かったです
この手の展開で後手に回るかどうかは
非常に重要

この流れだとうじうじした挙句
誰かに引き上げてもらうというのもテンプレだけに
特にそう感じました

師匠であるさゆりへの「行くな」宣言や
真との二度目の対決で
自身が信じる桜一刀流の本質を
語る姿なんかは熱があってなかなかのものでした

中二病すぎるきらいがあり
人によっては受け付けないでしょうし
全体的な話の流れに荒さが
まだまだあったりと
欠点も少なくない漫画ですが

この王道スポーツバトルの心地よさはやはり好み
これからも頑張って続いてもらいたい作品です

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