誰にも侵される事ない「私」であるために【アニメ リトルバスターズ #14】

かつて常識というに波にのまれ
美鳥という自身の大切な一部を失くしてしまった西園美魚

彼女が願ったのは何者にも侵される事のない自分
選んだ手段は孤独になる事

人の記憶は曖昧で不安定なものだから
人の言葉で簡単に大切なモノを忘れてしまっていたから

そんな事を左証するべく
美魚が眼鏡をかけていたかどうかを問う美鳥と理樹のやり取りは
失くしたくないのにこぼれ落ちていく記憶への
焦燥感や恐怖感が煽られ
なかなかにくるものがありました

簡単に上書きされてしまう記憶
ならば何もな失くさないためには孤独であるしかない

そんな美魚に対して理樹が示した答え
そもそも誰もが孤独で
誰もが自分を理解することなんて出来ていない
人は人と触れ合う中で自分を見つけ
自分になっていくのだと

大切なものを失くし
自分を見失っていたとき
恭介、リトルバスターズと触れ合う中で
自分を取り戻した理樹だからこその答え
説得力がありました

リトルバスターズ
―受け止めてくれる場所があるという事が
常に理樹を強くしてくれている
今回は直接的に美魚に働きかけたのは理樹ひとりですが
その後ろには確かにリトルバスターズ全員の力を感じられました
それを補完するようなED
西園さんがリトルバスターズとして過ごす風景
じんわりと暖かくなる綺麗な締めでした

追記
ロング西園さんの可愛さは反則
髪伸ばしてくれないかしらw




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