色に出にけりわが恋は【ニセコイ 6 (ジャンプコミックス)】

小野寺さん派としては
前回の強力な引きに
これは物語が大きく動くのかと
期待しただけに
その結末、THE空耳アワーへの
なんじゃそらー感が半端なかった訳ですが

その流れを汲んでの
文化祭編は
それを補って余りある
綺麗な青春ラブコメストーリーに纏まっていました

演じる役と現実をオーバーラップさせつつ
自分の恋心へ自覚的になる千棘
ベタベタな演出ですが
あくまでクラス全員巻き込んでの
青春コメディ調で進めつつ
独白でリリカルに
というのはこの作品の雰囲気にぴたっとはまり
キュンキュン指数１２０％な勢いでした（笑

一方、本番の舞台は千棘に譲った小野寺さんも
祭りのあと
暮れなずむ屋上での
二人だけのカーテンコールという
最強シュチュエーションをゲット

これにて２大ヒロインここにあり
二人が同じラインに立ったことを感じる
完成度の高い転機の回となっていたのではと思います

そんな訳で三角関係ラブコメとして
高レベルな完成度となった６巻を終え
果たして次なるターニングポイントは
いつどのようなタイミングでくるのか
楽しみが増えました


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