誰もがきっと恋をするから【アニメ たまこまーけっと #9】

前回のデラちゃんダイエット記とは
雰囲気を変えてしっとりで送る
郷愁誘う温かな恋の物語

温かな商店街で起こる
賑やかで楽しい日々という根っこはしっかりさせつつの
各話で見せるこの雰囲気の自在さ
懐の深さがこの作品の魅力ですね

転校する想い人を送る
あんこの小さな恋するオトメぶりに
微笑ましさを感じつつ

たまこ父のたまこ母との馴れ初め

純情ボーイ＆ガールの初々しい出会い
セピア色の大切な思い出にほっこりさせられる
学生時代に送った
恋する君のための歌
それが娘に受け継がれてるなんて
これほど素敵なことはないですね＾＾
「私ね、お父さんのこと、もっと好きになった」という
たまこの言葉には泣いてもいいね(´；ω；｀)

そんなふたつのエピソードが両輪となって実に良い雰囲気でした

という訳であんことたまこ父が主役といえる回でしたが
個人的にはあんこの背中を押す
たまこも印象的でした

転校する好きな子に何を言って良いのか分からず
最後のお別れに行くことをためらうあんこ
そんな彼女につきたてのお餅を渡してきて
と会いにいく理由をあげることで
妹の背中を押すたまこ

ほわわんしてますがやっぱりお姉ちゃんなんだなあと
思わせるよいシーン
直後の走るあんこのBGMの雰囲気のよさも相まって
熱いとはちょっと違う素敵な盛り上がりがありました

こういうふうにさり気なくよいシーンを挟んでくるのが
たまこまーけっとの魅力の一つですね


一方で
もちぞーは小学生のあんこに
たまこが自分の誕生日を覚えてるかな～的
さぐりを入れたりと
残念ぶりが際立っちゃいましたが（笑
もうちょっと頼りになるお兄さんしようぜw
まあ、その気安さに
癒されてる人たちもいるのかもしれませんが

そんな訳で
恋のおはなし

誰もがきっと恋をするから
誰もがどこか共感できる
そんな素敵なお話でした


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