自我の萌芽から【アニメ RDG レッドデータガール #1】

本人に自覚はないものの
姫神、守り育てられる存在として
周囲から浮いている泉水子という
引っ込み思案の少女が主人公

髪には霊力が宿るなど
明言されないものの
不思議な力が彼女にはあることが
示唆さててもいる第１話
そして、泉水子に付き従うものとして
無理矢理に転校させられた
同い年の少年・みゆき

その再会、立ち位置の最悪さも手伝って
彼は泉水子に対して強く当たる
出会った環境ゆえに
反発する一見粗野に見える幼馴染男子と
引っ込み思案少女がひとつ屋根の下
この辺りは少女小説のノリですね

時間の止まった隔絶された世界
自我の萌芽
少女が変わりたいと願った事から世界が
ゆっくりと確実に動き出す

そんな訳で
箱入り娘のボーイミーツガール？
伝奇モノ？
一話目だけではちょっと方向性はつかめきれず
ということころでした

ただ音楽や熊野古道という舞台の背景の書き込みから
生まれる雰囲気の良さはあり
この辺りは角川６５周年記念作ということもあり
利権関係、お金の匂いがしなくもないですが
それが作品に良い方向で機能すればいいですね
ストーリーおざなりの熊野古道PVで
終わることない事を願うばかり



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